言語 表記 説明 使用者(主な登場{人}物)
世界標準語ファブリシス 日本語  天空の民シエリスタが決めた世界の公用語。 登場(人)物ほぼ全員。
ラニオ語 現代ギリシア語  虹の民ラニオ・トクスの言語。 緋紅、萌黄他エルル村住人、
ジェイド(ジァヴ)
黒蓮ヘイリェン 中国語  『北』で使われる言語。ほとんど登場ないと思うけど一応。 尊格夜琴
クリスタリーニッシュ語 ドイツ語  “天空の民シエリスタ”=クリスタロス族の言語。 琳、霞紗(カサ)、星りょう天主
スノゥリェンヌ語 フランス語  ガシュクジュール地方(主に琺夜国)で使われる言葉。 琳、琅珂、翡きょう、クレイ他琺夜族
メゼール、ジルコ
セルズ語 英語  セルズ国で使われる言語。 ラ・モート・ジェネラル、クレオナント他セルズ人
ミストーナ語 イタリア語  『西』と『南』を行き来する商人や、国境付近の居住者達が使う言語。
クリシュエール語 アイリッシュゲール語  クリシュエール地方で使われる言語。 ジェイド(ジァヴ)
ステラ語 ラテン語  放浪の民ユビキタスの言語。 ラ・モート・ジェネラル(カリクシュール)
イミール語 古代エジプト語(中期)
(ヒエログリフ現代式発音)
 『南』で広く使われている言語。 黒曜帝
古代神聖語コリトプス ×(カタカナ)  自然界のプログラミング言語。後天的に学習不可能。神族ルパーラと精霊の一部が使う言語。 琅珂、星りょう天主、五大精霊王

・・と、このような設定をしております。が!作中でファブリシス以外の言語が使われている時でも、しばしば日本語表記になります。
あと、日本に浸透しているカタカナ英語もばんばん使いますので、「ここセルズ語圏ちゃうやん」とかいうツッコミは、なしの方向で!
空想世界上では、みんなそれぞれ現実世界とは異なった文化や言語の中で生活しています。
ワタクシは、それを適当に翻訳してる気分ですので、どうかご了承下さい。
あ、でも文法上の間違いとかは、ばんばん指摘して下さい(わざとやってる場合もありますが)。
作中では、基本的にフランス語だのドイツ語だののセリフには、日本語のルビが振ってあります。

5/13追記 イミール語に当てた古代エジプト語は、完全に趣味です。出したかったんだもん。
古代エジプトの聖刻文字って、母音を記しません。一度失われた言語なので、元々どう読んでたんだか分かってないんです。
現代の学者は便宜上、ここに適当に「E」の母音を入れて勝手な読み方してますが。
イミール語は架空の言語なので、最初は好き勝手に母音を当てて勝手な言葉を生み出してやろうと企んでいました。
しかし、ただでさえ結構マニアックな設定で更にマニアックを極める必要性を感じなかったので、現代読みに倣いました。
そんなことしたって誰も突っ込んでくれないだろうし。


国によって呼び方が違う語句色々

ファブリシス(日) スノゥリェンヌ(仏) セルズ(英) クリスタリーニッシュ(独) ミストーナ(伊)
天空てんくうの王 ロワ・ドゥ・シエル ロード・オブ・スカイ ケーニヒ・イム・ヒンメル レ・デル・チェーロ
語句の意味 クリスタロス族の王のこと。
 「空の王」。そのまんま。
碧帝へきてい セレスト・アンプルー ブルー・エンペラー ブラオ・カイザー チェレスティアッル・インペラトーレ
語句の意味 世界の帝王。天空の王のこと。
 セレスト・アンプルーとチェレスティアッル・インペラトーレは「空(色)の帝王」。ブルー・エンペラーとブラオ・カイザーは「青い帝王」。
碧龍天楼へきりゅうてんろう アズール・ドラゴン
セレスティーヌ
クリスタル・パレス ルフトブルグ チェレスティーナ(チェレス)
語句の意味 クリスタロス族の住む空中都市。
 琺夜族は「空色龍」と呼び、セルズ人は「水晶宮殿」と呼ぶ。チェレスティーだと「淡青色、空色」を意味する形容詞。女の子の名前を呼ぶ感じでチェレスティーナ。詩的に訳すと「空色の君」。愛称は「チェレス」。これにあやかって、スノゥリェンヌ語圏の人も「セレスティーヌ」と呼ぶこともある。現地名はルフトブルグ。そのまんま都市名でいいけど、直訳したら「空中楼閣」。
曙光宮しょこうぐう シャトー・ドゥ・ラロール アウローラ・キャッスル
アウローラ・カースル
シュロス・(デア・)モルゲンレーテ パラッツァ・デッラルバ
語句の意味 碧龍天楼にある、天空の王の住む宮殿
 シュロス・モルゲンレーテとパラッツァ・デッラルバは「朝焼け城」。シャトー・ドゥ・ラロールとアウローラ・キャッスルは、どっちかっつーと「オーロラ城」。
禁言院きんげんいん シャトー・ドゥ・スィラーンス ゴールデン・キャッスル
ゴールデン・カースル
パレー・オーネ・ヴォルト パラッツォ・スィレンツィオ
語句の意味 碧龍天楼にある神学院。あらゆる神秘現象を研究している。魔法使いの聖地でもある。
 現地語は「無言館」。その他は「沈黙の城」。ゴールデン・キャッスルってのは、「Silence is golden.(沈黙は金)」ってことで。
死神将官しにがみしょうかん ラ・モート・ジェネラル デス・ジェネラル トート・ゲネラール モルテ・ジェネラーレ
語句の意味 セルズ王国の特殊部隊兵の俗称。怪しい超能力者集団らしい。
 「死神将軍」。そのまんま。
ファブリシス(日) スノゥリェンヌ(仏)・セルズ(英)・ミストーナ(伊) ステラ(羅) イミール(古埃)
放浪ほうろうの民 カルサン・カラジ ユビキタス ケレド・カセト
語句の意味 ヴェンステラ砂漠を広く旅して暮らす民。
 「Ubiquitous」は「どこにでもある」という意味。勝手に固有名詞。ケレド・カセトは「砂漠の子供達」。複数形。ある一人の放浪の民について言う時には、「イド・カセト(砂漠の子供)」。または、「サァ・カセト(砂漠の息子)」OR「サァト・カセト(砂漠の娘)」。カルサン・カラジは完全な造語。ケレド・カセトという言葉が伝播する内に変化したもの。しかし、特に『西』側の商人にとって放浪の民は憎むべき存在なので、「砂漠の無法者」、「砂漠の死肉喰い」ぐらいの嫌なニュアンス。

小説でコトバの勉強しようって?・・止めとけよ。そんな無謀で傍迷惑なこたぁ・・