微妙な関係の二人

ジェイドと琅珂。
『菫』時代は萌黄と同じ身長だったジァヴが2年間で急成長。
王様は変化なし。
例え三巻設定の体でも負けていることに変わりはないが。


以下、ネタバレの上駄文に付、反転

かつて琺夜のワイドショーネタだった二人。
2年経っても、結局清い関係。

ジェイドは、
とりあえず現在の政情では、結婚相手はこいつしかいないだろうと腹を括っている。
相手の婚約者もいなくなったことだし、そろそろ頃合かと思っている。
にもかかわらず、腹黒ちびは手を出して来ない。



琅珂は、
過去のことを綺麗に忘れた振りをしている。
国同士で同盟さえ結べたら結婚にこだわる必要はないと思っている。
ジェイドが別の男に惚れたら、幸せになればいいとか思っている。
そういう方面で致命的にガキだったりする。
おまけに『ジェイド将軍』をそろそろ女として見なくなっている。



ジェイドは、女としての魅力を否定されたと思っている。
このガキャ、なめんじゃないわよとか思っている。
奴は小さい女が好みなのかと推測している。
単にガキだから女に興味が薄いのだという考えには行き着かない。
実は妖精だから、成長しないし女に興味がないのかもしれないとは考えている。
血に欲情する変態だから、女に興味がないのかもしれないとは考えている。
手を出されたらそれはそれで困るから何も言わないけど、慢性的にムカついている。