黎明の書 〜終焉しゅうえんの章〜

かくして 世界は壊された

夜の名を持つ乙女 死の名を持つ男によって

いとし子を抱いた二柱ふたはしら

世界をつくった者たちによって


天空の王は神々を集めた

永遠なる神々は 創世の二柱を憎んだ


神々の造形物は 混沌こんとんしずかちりとなった

人なる天空の王の子供

初めの半神なるものを除き

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