white lolita
love solfege 『フタリノワタシ』より

既に頒布終了したCD『q.q.g.』収録曲。
この頃はバイオリンは打ち込みだった?

更に大本の原曲が最初に世に出たのは、love solfege結成前。
同人音楽ドラマサークル「noki-ろっく」より、2000年8月に発売された、
『正義のハンバーガール Miracle Beauty』に収録されていたとのこと。
タイトルもジャケットも、今のラブジュでは見ないテイストだな。
この時の歌手は永阪ゆいりさん。この永阪さん及びまるかさんの作詞で、日本語英語混合詞だったとか。
それはどこで聴けますか!?もう無理!?そんny)
こちらがKDR-017ということは、オーギュスト棒さん(まいまいさん)の企画した17枚目のCDだったのか。
企画だけでお蔵入りになってしまった番号もあるようだけど。
この曲も、欠番になったKDR-005『White Lolita』から拾われたものらしい。
てことは、作曲は1997~98年?
ん?2004年8月発売の『q.q.g.』がKDR-050?…構想及び制作スピードどないなっとんねん?

こちらのリメイク全英語詞は、神田克之さん作詞。
歌手は観月あんみさん。

Spotifyでも聴けます!

海を見つめる少女は、一人ぼっちで夢を見ていた
海の側で目に留まったものは全部、
空想に過ぎなかった

風の音を聞く少女は、ひとりぼっちで考えていた
海の側で追いついた誰もが、
幻に過ぎなかった

純潔の白薔薇、ホワイト・ロリータは、
誰かが連れ去ってくれる時を待っていた
身も心もまっさらな、ホワイト・ロリータは、
めくるめく物語を思い焦がれていた

そよ風が吹いてきて、少女を優しく眠りへ誘う
その時、彼女は気付かなかったけれど、
古いお城の中に迷い込んでいた

辺りに吹く風が、彼女がここにいたと囁いてくれた
もしかしたら、その時は少しも分からなかったかもしれない
今、私は、私たちが祝福されてるって感じてる…

あなたは、まばゆく輝く純白のベールを纏って、
無垢なる笑顔で、私に微笑みかけてくれた

物語は、私たちの見ている夢の中で始まった
あなたと私は、この現実から脱け出していた

身の内に、無垢で清らかな心を持っている、少女よ
水晶のような純真を具えた心を

そうして、私は孤独の中
(あなたは孤独を感じてる)
誰か、真実の愛とは何なのか教えて…
(真実の愛とは何か、教えてあげる…)


もしかして、彼女と一緒にいたかもしれない
実体が明らかになる前は、
ずっとそうしたかった
今、それがあまりに難しいと分かってしまった

見えていた筈の像は、どこかへ行ってしまった
目を逸らしたかった
ロリータがどこにいたのか、
分かっていたけれど

 『フタリノワタシ』のコンセプトにぴったり。かなりフェチを感じる歌。Lolitaだもんな。まだ大人の女性になる前の透明な色気を持つ少女の幻想。この歌のあんみさんのお声は幼気で可愛らしいんだけど、ほんのりとコケティッシュがくゆるのが良くない?sweet liarの盛り盛りな声と聴き比べると楽しい。「海辺」と「幻想世界」繋がりで「Il Mondo dei Sogni」にも近いものがあるかもしれない。曲調全然違うけど。
 2025年現在から、四半世紀前の曲かー。『フタリノワタシ』版以外も可能なら聴きたい。更に再リメイクあっても嬉しい。
 それと、やっぱりYUMIKOさんのバイオリン最高なんだけど、え?「Gertrude」や「鏡合わせの翡翠」の太田祐子さんです?


↑背景素材をお借りしています。


↑素材をお借りしています。

参考資料
・『アドバンスト フェイバリット英和辞典』(東京書籍 2003 第2刷)

『[y22] ヨシミ22歳の普通の日記』内「noki-ろっく非公式記録ページ」
 https://y22.hatenablog.com/entry/noki-rock

  冒頭の「noki-ろっく」さんの情報については、ほぼこちらに頼っております。ありがとうございます。

この文章書いてる人は英語に関して勉強不足のド素人です。
このページはあくまで『フタリノワタシ』CD等買った人向け、
参考にならない辞書もどきであって、
著作権侵害の意図はありません。が、もし怒られたら消えます。