Il teatrino degli dei イタリア語メモ
love solfege 『スト・ナ・クヱタ』より
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メインボーカルは綾野えいりさん。
彼女の女神感を正面から浴びられるクラシカルアートポップス。
作詞はおなじみSimona Stanzani Piniさん。
原詞担当は当麻ほのかさん。
当麻さんの他、ayaneさん、坂田あかねさんにみどりさん姉妹、星むつみさん、真名辺あやさんによる、
華やかなコーラスも必聴。
何とbandcampで無料で聴けます!
勿論惚れたらお金も払えます!
※動詞の法(ムード)は、特に接続法とか条件法とか書いていない限り直説法です。
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・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
・degli(デッリ)・・「~の」。縮約冠詞。前置詞diと定冠詞gli(男性名詞複数形の内、頭語が母音、あるいはs+子音、もしくはz、gn、pn、ps、xのいずれかで始まるものにつく)の縮約。
・dei(デイ)・・「神々」。男性名詞dio(神)の複数形。上記gliを使う条件に当てはまらないけど、定冠詞が付く場合、通常はgli deiとなる(i deiと表記されることもある)。dioの古い詩形
『神々の(人形)芝居小屋』
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・su(スー)・・「さあ、ほら」。激励、勧告の間投詞っぽい副詞。原意は「上に」。
・fatti(ファッティ)・・「(君が)出ろ、進め」。英語のdoっぽい他動詞fare(する)の再帰動詞形farsi(自分から~になる、装う、体を運ぶ、向かう)の命令法二人称単数形。
・avanti(アヴァンティ)・・「前に、前方に、先に、以前に」。副詞。
・e(エ)・・「そして」。接続詞。
・confessa(コンフェッサ)・・「(君が)告解しろ」。他動詞confessare(告白する、罪を認める、公言する、告解する、懺悔する、告解を聴く)の命令法二人称単数形。
・le(レ)・・女性名詞複数形につく定冠詞。
・tue(トゥエ)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞。女性複数形。
・colpe(コルペ)・・「罪(複)」。女性名詞colpa(罪、過失、違法行為)の複数形。
『さあ、前に出て、汝の咎を告解せよ』
・così(コズィー)・・「そんなわけで、だから、そうしたら」。接続詞。
・io(イオ)・・「私は」。一人称単数主格の人称代名詞。
・ti(ティ)・・「君を」。二人称単数目的格(弱形)の人称代名詞。
・assolverò(アッソルヴェロー)・・「(私は)赦罪するだろう」。他動詞assolvere{無罪の判決を下す、放免する、赦免する、(告解者を)赦罪する、(義務などを)遂行する、履行する}の一人称単数未来形。
・di(ディ)・・「~の」。前置詞。
・ogni(オンニ)・・不定形容詞。単数形につくと「どんな~も、あらゆる」。
・peccato(ペッカート)・・「罪、罪業」。男性名詞単数形。「法的な罪」より「神の掟に反する罪」というニュアンス。
『さすれば、我は汝の犯した如何なる罪も赦そう』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・devi(デーヴィ)・・他動詞dovere(must、should)の二人称単数現在形。後ろに不定詞を伴って、「~しなければならない、~すべきだ」。
・mentire(メンティーレ)・・「嘘を吐く、偽る、騙す、偽装する」。自他動詞の不定詞。"non devi mentire"で「(君は)嘘を吐いてはならない」。
・confessa(コンフェッサ)・・「(君が)告解しろ」。他動詞confessare(告白する、罪を認める、公言する、告解する、懺悔する、告解を聴く)の命令法二人称単数形。
・i(イ)・・男性名詞複数形につく定冠詞。
・tuoi(トゥオイ)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞。男性複数形。
・peccati(ペッカーティ)・・「罪(複)」。男性名詞peccato{(神の掟に反する)罪}の複数形。
『されど、偽る勿れ。汝の罪を告解せよ』
・o(オ)・・「あるいは、さもなければ」。接続詞。
・la(ラ)・・「彼女を、それを」。三人称単数女性、直接目的格の人称代名詞。ここは性に関係ない暗黙の了解の目的語か?
・pagherai(パゲライ)・・「(君は)支払うだろう」。他動詞pagare(金を払う、ふるまう、つけを払う、報いを受ける)の二人称単数未来形。
・a(ア)・・前置詞。
・caro(カーロ)・・「愛する、高価な、優しい、大切な」。形容詞男性単数形。
・prezzo(プレッツォ)・・「値段、価値」。男性名詞単数形。"a caro prezzo"で「高い代償を払わせて、多大な犠牲を払って」。
『さもなくば、大いなる代償を以て贖うべし』
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・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・devi(デーヴィ)・・他動詞dovere(must、should)の二人称単数現在形。後ろに不定詞を伴って、「~しなければならない、~すべきだ」。
・dimenticar(ディメンティカール)・・他動詞dimenticare(忘れる、疎かにする、置き忘れる)の不定詞がトロンカメント(語尾脱落)。"non devi dimenticar"で「(君は)忘れてはならない」。
・le(レ)・・女性名詞複数形につく定冠詞。
・tragedie(トラジェーディエ)・・「悲劇(複)」。女性名詞tragedia(悲劇)の複数形。
・che(ケ)・・「~であるところの」。関係代名詞。
・hanno(アンノ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの三人称複数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・sconvolto(スコンヴォルト)・・他動詞sconvorgere(ひっくり返す、転覆させる、めちゃくちゃにする、ショックを与える)の過去分詞。ここでは"hanno sconvolto"で「(それらは)滅茶苦茶にした」。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
『芝居小屋を壊滅せしめた悲劇を忘るる勿れ』
・quello(クエッロ)・・「あれ、それ」。指示代名詞。男性単数形。
・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・doveva(ドヴェーヴァ)・・他動詞dovere(must、should)の三人称単数半過去形。ここでは後ろに不定詞を伴って、過去における未来の表現。
・essere(エッセレ)・・英語のbe動詞に当たる自動詞の不定詞。"non doveva essere"で「(それは)ないはずだった」。
・nient'altro(ニエンタルトロ)・・「それ以外の何物でも、ただそれだけで」。否定文で使われる不定代名詞niente(何も~)+不定代名詞altro(他の人、物)の男性単数形。
・che(ケ)・・接続詞。"non doveva essere nient'altro che~"で「(それは)~以外の何物でもないはずだった」。
・un(ウン)・・男性名詞(単数形)につく不定冠詞。
・gioco(ジョーコ)・・「遊戯、ゲーム、競技、賭博、勝負」。男性名詞単数形。
・innocente(インノチェンテ)・・「潔白な、無実の、純真な、悪意のない」。形容詞単数形。
『其れは、たわい無い遊戯に他ならぬ筈であった』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・abbiamo(アッビアーモ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの一人称複数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・causato(カウザート)・・他動詞causare(~の原因となる、引き起こす)の過去分詞。ここでは"abbiamo causato"で「(私たちは)引き起こした」。
・catastrofi(カターストロフィ)・・「大惨事(複)」。女性名詞catastrofe{(ギリシア悲劇における)大詰め、(悲劇的な)結末、大惨事、破局}の複数形。
『されど、我らは大災を齎した』
・che(ケ)・・「~であるところの」。関係代名詞。
・hanno(アンノ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの三人称複数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・sconvolto(スコンヴォルト)・・他動詞sconvorgere(ひっくり返す、転覆させる、めちゃくちゃにする、ショックを与える)の過去分詞。ここでは"hanno sconvolto"で「(それらは)滅茶苦茶にした」。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
・provocando(プロヴォカンド)・・「もたらして」。他動詞provocare(引き起こす、原因となる、もたらす、要求する、挑発する、かき立てる)のジェルンディオ。ここでは原因、理由かな。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・totale(トターレ)・・「全部の、完全な」。形容詞単数形。
・distruzione(ディストルツィオーネ)・・「破壊、消滅、絶滅、憔悴」。女性名詞単数形。
・dell'ordine(デッロールディネ)・・「秩序の」。縮約冠詞dell'(前置詞diと頭が母音の単数名詞につく定冠詞l'の縮約)+女性名詞ordine(順序、秩序、整理された状態、等級、命令、組合、注文、聖職の序列、様式、隊形)の単数形。
『けれど、私たちは秩序の完全な破壊を齎して芝居小屋を滅茶苦茶にするという大惨事を引き起こした』
『秩序を皆がら破壊して、芝居小屋を壊滅せしめた』
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・abbiamo(アッビアーモ)・・「(私たちは)持つ」。英語のhave動詞に当たる他動詞avereの一人称複数現在形。 『我らは彼らを不憫に思う』 ・povere(ポーヴェレ)・・「哀れな」。形容詞povero(貧しい、みすぼらしい、乏しい、哀れな)の女性複数形。 『運命の哀れな生贄どもを』 ・ora(オーラ)・・「今や」。副詞。 『今、正義の天秤は揺らぎたり』 |
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・tessendo(テッセンド)・・「織りながら」。他動詞tessere{織る、編む、綯う、(クモが)巣を張る、巧みに作り上げる、仕組む}のジェルンディオ。
・una(ウナ)・・女性名詞(単数形)につく不定冠詞。
・storia(ストーリア)・・「歴史、物語」。女性名詞単数形。
・di(ディ)・・「~の」。前置詞。
・speranza(スペランツァ)・・「希望、期待、望み」。女性名詞単数形。
・tentano(テンタノ)・・「(それらは)試みる」。他動詞tentare(試みる、そそのかす、~する気にさせる、触って確かめる、問い質す)の三人称複数現在形。
・ancora(アンコーラ)・・「もう一度、更に、また再び」。副詞。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・ribellione(リベッリョーネ)・・「反乱、謀反、反抗、官命抗拒、公務執行妨害」。女性名詞単数形。
『彼らは希望の物語を織り成し、亦抗わんと図れども、』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・loro(ローロ)・・「彼らの、彼女らの」。三人称複数の所有形容詞。無変化。
・destino(デスティーノ)・・「運命、因果、定め」。男性名詞単数形。
・è(エ)・・英語のbe動詞に当たる助動詞essereの三人称単数現在形。ここでは自動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・sempre(センプレ)・・「いつも、常に、ずっと」。副詞。
・stato(スタート)・・英語のbe動詞に当たる自動詞essereの過去分詞。男性単数形。"è stato"で「(彼は)あった」。
・nelle(ネッレ)・・「~の中に」。縮約冠詞。前置詞inと女性名詞複数形につく定冠詞leの縮約。
・mie(ミエ)・・「私の」。一人称単数の所有形容詞。女性複数形。
・man(マン)・・「両手」。女性名詞mano(手)の複数形maniがトロンカメント(語尾脱落)。手首から先を指す。
・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・lo(ロ)・・「彼を、そのことを」。三人称単数男性直接目的格(弱形)の人称代名詞。ここでは性と無関係に前文の内容を指している。
・dimenticar(ディメンティカール)・・他動詞dimenticare(忘れる、疎かにする、置き忘れる)の不定詞がトロンカメント(語尾脱落)。ここでは二人称単数に対する否定命令。"non dimenticar"で「(君が)忘れるな」。
『彼らの運命は常に我が掌中にありきと、やよ忘るな』
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・se(セ)・・「もし~なら」。前置詞。
・ti(ティ)・・「君自身を」。二人称単数の再帰代名詞。
・facevi(ファチェーヴィ)・・英語のdoっぽい他動詞fare(する)の再帰動詞形farsi(自分から~になる、装う、体を運ぶ、向かう)の二人称単数半過去形。ここでは"se ti facevi"で「(君が)もし出ていたら」。仮定文の条件節。実現しなかった過去の動作を表す。
・avanti(アヴァンティ)・・「前に、前方に、先に、以前に」。副詞。
・confessando(コンフェッサンド)・・「告解しに」。他動詞confessare(告白する、罪を認める、公言する、告解する、懺悔する、告解を聴く)のジェルンディオ。
・le(レ)・・女性名詞複数形につく定冠詞。
・tue(トゥエ)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞。女性複数形。
・colpe(コルペ)・・「罪(複)」。女性名詞colpa(罪、過失、違法行為)の複数形。
『汝、自ら進みて、汝の咎を告解したらば、』
・io(イオ)・・「私は」。一人称単数主格の人称代名詞。
・ti(ティ)・・「君を」。二人称単数目的格(弱形)の人称代名詞。
・avrei(アヴレイ)・・英語のhave動詞に当たる他動詞avereの条件法現在一人称単数形。ここでは過去分詞と一緒に条件法過去を作っている。
・assolto(アッソルト)・・他動詞assolvere{無罪の判決を下す、放免する、赦免する、(告解者を)赦罪する、(義務などを)遂行する、履行する}の過去分詞。ここでは"io avrei
assolto"で「私は赦免したのに」。仮定文の帰結節。実現しなかった過去の結果。
・da(ダ)・・前置詞。"assolvere dai peccati"で「(人)の罪を許す」。
・tutti(トゥッティ)・・「全ての」。形容詞tutto(全ての、全部の)の男性複数形。
・i(イ)・・男性名詞複数形につく定冠詞。
・peccati(ペッカーティ)・・「罪(複)」。男性名詞peccato{(神の掟に反する)罪}の複数形。
『我は汝のあらゆる罪を赦したものを』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・tu(トゥー)・・「君は」。二人称単数主格の人称代名詞。
・hai(アイ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの二人称単数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・tradito(トラディート)・・他動詞tradire(裏切る、欺く、漏洩する、暴露する)の過去分詞。"hai tradito"で「(君が)漏洩した」。
・ora(オーラ)・・「今、今や」。副詞。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・tua(トゥア)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞女性単数形。
・stoltezza(ストルテッツァ)・・「愚かさ、愚鈍」。女性名詞単数形。
『しかれども、汝は今、己が愚昧を露呈せり』
・sì(スィー)・・英語のyesに当たる肯定の副詞。あるいは古風に「斯くして、このように」の意味かもしれない。
・la(ラ)・・「彼女を、それを」。三人称単数女性、直接目的格の人称代名詞。ここは性に関係ない暗黙の了解の目的語か?
・pagherai(パゲライ)・・「(君は)支払うだろう」。他動詞pagare(金を払う、ふるまう、つけを払う、報いを受ける)の二人称単数未来形。
・a(ア)・・前置詞。
・caro(カーロ)・・「愛する、高価な、優しい、大切な」。形容詞男性単数形。
・prezzo(プレッツォ)・・「値段、価値」。男性名詞単数形。"a caro prezzo"で「高い代償を払わせて、多大な犠牲を払って」。
『さあらば、大いなる代償を以て
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・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・avrei(アヴレイ)・・英語のhave動詞に当たる他動詞avereの条件法現在一人称単数形。ここでは過去分詞と一緒に条件法過去を作っている。「過去において実現できなかった」表現。
・dovuto(ドヴート)・・他動詞dovereの過去分詞。後ろに不定詞を伴って、「~しなければならない、~すべきだ」。
・permettere(ペルメッテレ)・・「許す、許可する、可能にする、そのままにする、容赦すること」。他動詞の不定詞。"non avrei dovuto permettere"で「(私が)許してはならなかったのに」。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・tua(トゥア)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞女性単数形。
・esistenza(エズィステンツァ)・・「存在、実存」。女性名詞単数形。
『汝の存在を赦すべからざりしや』
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・come(コーメ)・・「何と」。ここでは感嘆の副詞。
・osi(オーズィ)・・他動詞osare(あえて~する、思い切って~する、立ち向かう)の二人称単数現在形。後ろに不定詞を伴う。
・perder(ペルデル)・・他動詞perdere(なくす、失う)の不定詞がトロンカメント(語尾脱落)。"Come osi perder"で「(君は)よくも失くすものだ」。
・così(コズィー)・・「こんなに、とても、非常に」。副詞。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・controllo(コントロッロ)・・「点検、検査、監視、管理所、管理人、支配、統制、コントロール」。男性名詞単数形。
・tu(トゥー)・・「君は」。二人称単数主格の人称代名詞。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・marionettista(マリオネッティスタ)・・「人形遣い、傀儡師」。男性または女性名詞単数形。ここでは男性名詞。
『汝、人形遣いよ、よくも斯様に制御を失うことよな?』
・entrerai(エントレライ)・・「(君は)入るだろう」。自動詞entrare(入る、加入する)の二人称単数未来形。
・nel(ネル)・・「~の中に」。縮約冠詞。前置詞inと男性名詞単数形につく定冠詞ilの縮約。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
・anche(アンケ)・・「~もまた」。接続詞。
・tu(トゥー)・・「君は」。二人称単数主格の人称代名詞。
・o(オー)・・「おお~よ!」。呼びかけの間投詞。
・marionetta(マリオネッタ)・・「マリオネット、操り人形、傀儡」。女性名詞単数形。
『おお、操り人形よ、汝もまた芝居小屋に入るべし』
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・ah(アー)・・「ああ」。間投詞。
・un(ウン)・・「ある」。男性名詞(単数形)につく不定冠詞。
・raggio(ラッジョ)・・「光線、日光、輝き」。男性名詞単数形。
・di(ディ)・・「~の」。前置詞。
・luce(ルーチェ)・・「光、日光」。女性名詞単数形。
・benedetta(ベネデッタ)・・形容詞benedetto(神の祝福を受けた、恩恵を受けた、神聖な、ありがたい)の女性単数形。
・si(スィ)・・三人称の再帰代名詞。
・diffonde(ディッフォンデ)・・「(それは)拡散する」。他動詞diffondere(伝え広める、拡散させる)の再帰動詞diffondersi(拡散する、流布する)の三人称単数現在形。
『(ああ!) (祝福されし)陽の光が渡りゆく』
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・luce(ルーチェ)・・「光、日光」。女性名詞単数形。
・con(コン)・・「~をもった、~付きの」。前置詞。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・maledizione(マレディツィオーネ)・・「呪い、禍」。女性名詞単数形。
・è(エ)・・「(それは)~である」。英語のbe動詞に当たる自動詞essereの三人称単数現在形。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・sole(ソーレ)・・「太陽」。男性名詞単数形。
『呪われし(光) (それは太陽)』
・ah(アー)・・「ああ」。間投詞。
・è(エ)・・英語のbe動詞に当たる助動詞essereの三人称単数現在形。ここでは自動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・giunto(ジュント)・・自他動詞giungere(着く、届く、達する、合わせる、たどり着く)の過去分詞。男性単数形。ここでは自動詞。"è giunto"で「(彼は)来た」。
・ormai(オルマーイ)・・「今ではもう、ついに」。副詞。
・per(ペル)・・「~のために」。前置詞。
・te(テ)・・「君(を)」。二人称単数目的格(強形)の人称代名詞。
・solo(ソーロ)・・「ただ~だけ」。副詞。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・mattino(マッティーノ)・・「朝、早朝」。男性名詞単数形。
『(ああ!) 遂に(汝がために)朝来たり』
・giudizio(ジュディッツィオ)・・「審判、判断、評価、良識、裁判」。男性名詞単数形。
・nel(ネル)・・「~における」。縮約冠詞。前置詞inと男性名詞単数形につく定冠詞ilの縮約。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
『芝居小屋の(審判が)』
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・scende(シェンデ)・・「(それは)降りる」。自他動詞scendere(下がる、下りる)の三人称単数現在形。 『甘やかなる、かくもゆかしき子守唄、天より降りて、』 ・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。 『今、汝の悔悛を歓迎せん』 |
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・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・loro(ローロ)・・「彼らの、彼女らの」。三人称複数の所有形容詞。無変化。
・futuro(フトゥーロ)・・「未来」。男性名詞単数形。
・è(エ)・・英語のbe動詞に当たる助動詞essereの三人称単数現在形。ここでは自動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・già(ジャ)・・「もう、すでに」。副詞。
・stato(スタート)・・英語のbe動詞に当たる自動詞essereの過去分詞。男性単数形。
・preordinato(プレオルディナート)・・「予め定められた、(神意によって)前もって決まっている」。形容詞男性単数形。他動詞preordinare{予め手はずを整える、(神意によって)予定する}の過去分詞。"è stato preordinato"で「(彼は)予め定められていた」。あるいは、"è
stato 過去分詞"で受動の近過去と取るなら「(彼は)予め定められた」。ここは述語表現と取った方が自然かな。
『彼らの行く末は既に定められたるにも拘わらず』
・eppur(エップール)・・「にもかかわらず」。接続詞eppure(だが、にもかかわらず、それでもなお、それでも)がトロンカメント(語尾脱落)。
・perché(ペルケ)・・「なぜ、どうして」。疑問副詞。
・hanno(アンノ)・・「(それらは)持つ」。英語のhave動詞に当たる他動詞avereの三人称複数現在形。
・paura(パウーラ)・・「恐れ、恐怖、心配」。女性名詞単数形。
『彼らは何故恐れたるや』
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・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・devi(デーヴィ)・・他動詞dovere(must、should)の二人称単数現在形。後ろに不定詞を伴って、「~しなければならない、~すべきだ」。
・dimenticar(ディメンティカール)・・他動詞dimenticare(忘れる、疎かにする、置き忘れる)の不定詞がトロンカメント(語尾脱落)。"non devi dimenticar"で「(君は)忘れてはならない」。
・le(レ)・・女性名詞複数形につく定冠詞。
・tragedie(トラジェーディエ)・・「悲劇(複)」。女性名詞tragedia(悲劇)の複数形。
・che(ケ)・・「~であるところの」。関係代名詞。
・hanno(アンノ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの三人称複数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・sconvolto(スコンヴォルト)・・他動詞sconvorgere(ひっくり返す、転覆させる、めちゃくちゃにする、ショックを与える)の過去分詞。ここでは"hanno sconvolto"で「(それらは)滅茶苦茶にした」。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
『芝居小屋を壊滅せしめた悲劇を忘るる勿れ』
・quello(クエッロ)・・「あれ、それ」。指示代名詞。男性単数形。
・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・doveva(ドヴェーヴァ)・・他動詞dovere(must、should)の三人称単数半過去形。ここでは後ろに不定詞を伴って、過去における未来の表現。
・essere(エッセレ)・・英語のbe動詞に当たる自動詞の不定詞。"non doveva essere"で「(それは)ないはずだった」。
・nient'altro(ニエンタルトロ)・・「それ以外の何物でも、ただそれだけで」。否定文で使われる不定代名詞niente(何も~)+不定代名詞altro(他の人、物)の男性単数形。
・che(ケ)・・接続詞。"non doveva essere nient'altro che~"で「(それは)~以外の何物でもないはずだった」。
・un(ウン)・・男性名詞(単数形)につく不定冠詞。
・gioco(ジョーコ)・・「遊戯、ゲーム、競技、賭博、勝負」。男性名詞単数形。
・innocente(インノチェンテ)・・「潔白な、無実の、純真な、悪意のない」。形容詞単数形。
『其れは、たわい無い遊戯に他ならざる筈であった』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・abbiamo(アッビアーモ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの一人称複数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・causato(カウザート)・・他動詞causare(~の原因となる、引き起こす)の過去分詞。ここでは"abbiamo causato"で「(私たちは)引き起こした」。
・catastrofi(カターストロフィ)・・「大惨事(複)」。女性名詞catastrofe{(ギリシア悲劇における)大詰め、(悲劇的な)結末、大惨事、破局}の複数形。
『されど、我らは大災を齎した』
・che(ケ)・・「~であるところの」。関係代名詞。
・hanno(アンノ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの三人称複数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・sconvolto(スコンヴォルト)・・他動詞sconvorgere(ひっくり返す、転覆させる、めちゃくちゃにする、ショックを与える)の過去分詞。ここでは"hanno sconvolto"で「(それらは)滅茶苦茶にした」。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
・provocando(プロヴォカンド)・・「もたらして」。他動詞provocare(引き起こす、原因となる、もたらす、要求する、挑発する、かき立てる)のジェルンディオ。ここでは原因、理由かな。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・totale(トターレ)・・「全部の、完全な」。形容詞単数形。
・distruzione(ディストルツィオーネ)・・「破壊、消滅、絶滅、憔悴」。女性名詞単数形。
・dell'ordine(デッロールディネ)・・「秩序の」。縮約冠詞dell'(前置詞diと頭が母音の単数名詞につく定冠詞l'の縮約)+女性名詞ordine(順序、秩序、整理された状態、等級、命令、組合、注文、聖職の序列、様式、隊形)の単数形。
『秩序を皆がら破壊して、芝居小屋を壊滅せしめた』
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・io(イオ)・・「私は」。一人称単数主格の人称代名詞。 『我は汝らをまこと不憫に思う』 ・povere(ポーヴェレ)・・「哀れな」。形容詞povero(貧しい、みすぼらしい、乏しい、哀れな)の女性複数形。 『運命の哀れな生贄どもよ』 ・ora(オーラ)・・「今や」。副詞。 『今、正義の天秤は揺らぎたり』 |
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・tessendo(テッセンド)・・「織りながら」。他動詞tessere{織る、編む、綯う、(クモが)巣を張る、巧みに作り上げる、仕組む}のジェルンディオ。
・una(ウナ)・・女性名詞(単数形)につく不定冠詞。
・storia(ストーリア)・・「歴史、物語」。女性名詞単数形。
・di(ディ)・・「~の」。前置詞。
・speranza(スペランツァ)・・「希望、期待、望み」。女性名詞単数形。
・tentate(テンターテ)・・「(君たちは)試みる」。他動詞tentare(試みる、そそのかす、~する気にさせる、触って確かめる、問い質す)の二人称複数現在形。
・ancora(アンコーラ)・・「もう一度、更に、また再び」。副詞。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・ribellione(リベッリョーネ)・・「反乱、謀反、反抗、官命抗拒、公務執行妨害」。女性名詞単数形。
『汝らは希望の物語を織り成し、亦抗わんと図れども、』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・il(イル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
・vostro(ヴォストロ)・・「君たちの」。二人称複数の所有形容詞男性単数形。
・destino(デスティーノ)・・「運命、因果、定め」。男性名詞単数形。
・è(エ)・・英語のbe動詞に当たる助動詞essereの三人称単数現在形。ここでは自動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・sempre(センプレ)・・「いつも、常に、ずっと」。副詞。
・stato(スタート)・・英語のbe動詞に当たる自動詞essereの過去分詞。男性単数形。"è stato"で「(彼は)あった」。
・nelle(ネッレ)・・「~の中に」。縮約冠詞。前置詞inと女性名詞複数形につく定冠詞leの縮約。
・mie(ミエ)・・「私の」。一人称単数の所有形容詞。女性複数形。
・man(マン)・・「両手」。女性名詞mano(手)の複数形maniがトロンカメント(語尾脱落)。手首から先を指す。
・non(ノン)・・「~ない」。否定の副詞。
・lo(ロ)・・「彼を、そのことを」。三人称単数男性直接目的格(弱形)の人称代名詞。ここでは性と無関係に前文の内容を指している。
・dimenticar(ディメンティカール)・・他動詞dimenticare(忘れる、疎かにする、置き忘れる)の不定詞がトロンカメント(語尾脱落)。ここでは二人称単数に対する否定命令。"non dimenticar"で「(君が)忘れるな」。
『汝らの運命は常に我が掌中にありきと、やよ忘るな』
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・se(セ)・・「もし~なら」。前置詞。
・ti(ティ)・・「君自身を」。二人称単数の再帰代名詞。
・facevi(ファチェーヴィ)・・英語のdoっぽい他動詞fare(する)の再帰動詞形farsi(自分から~になる、装う、体を運ぶ、向かう)の二人称単数半過去形。ここでは"se ti facevi"で「(君が)もし出ていたら」。仮定文の条件節。実現しなかった過去の動作を表す。
・avanti(アヴァンティ)・・「前に、前方に、先に、以前に」。副詞。
・confessando(コンフェッサンド)・・「告解しに」。他動詞confessare(告白する、罪を認める、公言する、告解する、懺悔する、告解を聴く)のジェルンディオ。
・le(レ)・・女性名詞複数形につく定冠詞。
・tue(トゥエ)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞。女性複数形。
・colpe(コルペ)・・「罪(複)」。女性名詞colpa(罪、過失、違法行為)の複数形。
『もし汝が自ら進みて、汝の咎を告解したらば、』
・io(イオ)・・「私は」。一人称単数主格の人称代名詞。
・ti(ティ)・・「君を」。二人称単数目的格(弱形)の人称代名詞。
・avrei(アヴレイ)・・英語のhave動詞に当たる他動詞avereの条件法現在一人称単数形。ここでは過去分詞と一緒に条件法過去を作っている。
・assolto(アッソルト)・・他動詞assolvere{無罪の判決を下す、放免する、赦免する、(告解者を)赦罪する、(義務などを)遂行する、履行する}の過去分詞。ここでは"io avrei
assolto"で「私は赦免したのに」。仮定文の帰結節。実現しなかった過去の結果。
・da(ダ)・・前置詞。"assolvere dai peccati"で「(人)の罪を許す」。
・tutti(トゥッティ)・・「全ての」。形容詞tutto(全ての、全部の)の男性複数形。
・i(イ)・・男性名詞複数形につく定冠詞。
・peccati(ペッカーティ)・・「罪(複)」。男性名詞peccato{(神の掟に反する)罪}の複数形。
『我は汝のあらゆる罪を赦したものを』
・ma(マ)・・「しかし、だが」。接続詞。
・tu(トゥー)・・「君は」。二人称単数主格の人称代名詞。
・hai(アイ)・・英語のhave動詞に当たる助動詞avereの二人称単数現在形。ここでは他動詞の過去分詞と一緒に近過去時制を作っている。
・tradito(トラディート)・・他動詞tradire(裏切る、欺く、漏洩する、暴露する)の過去分詞。"hai tradito"で「(君が)漏洩した」。
・ora(オーラ)・・「今、今や」。副詞。
・la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
・tua(トゥア)・・「君の」。二人称単数の所有形容詞女性単数形。
・stoltezza(ストルテッツァ)・・「愚かさ、愚鈍」。女性名詞単数形。
『しかれども、汝は今、己が愚昧を露呈せり』
・sì(スィー)・・英語のyesに当たる肯定の副詞。あるいは古風に「斯くして、このように」の意味かもしれない。
・la(ラ)・・「彼女を、それを」。三人称単数女性、直接目的格の人称代名詞。ここは性に関係ない暗黙の了解の目的語か?
・pagherai(パゲライ)・・「(君は)支払うだろう」。他動詞pagare(金を払う、ふるまう、つけを払う、報いを受ける)の二人称単数未来形。
・a(ア)・・前置詞。
・caro(カーロ)・・「愛する、高価な、優しい、大切な」。形容詞男性単数形。
・prezzo(プレッツォ)・・「値段、価値」。男性名詞単数形。"a caro prezzo"で「高い代償を払わせて、多大な犠牲を払って」。
『さあらば、大いなる代償を以て贖うべし』
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・ballerai(バッレライ)・・「(君は)踊るだろう」。自他動詞ballare(踊る、ダンスする、跳ぶ、動き回る)の二人称単数未来形。
・per(ペル)・・前置詞。
・sempre(センプレ)・・「いつも、ずっと」。副詞。"per sempre"で「永遠に」。
・nel(ネル)・・「~の中で」。縮約冠詞。前置詞inと男性名詞単数形につく定冠詞ilの縮約。
・teatrino(テアトリーノ)・・「小劇場、ミニチュアの(おもちゃの)劇場、人形芝居」。男性名詞単数形。男性名詞teatro(劇場、芝居小屋、演劇、芝居、観客、舞台)に指小辞がついてかわいくなったやつ。
『汝は永久に芝居小屋の中で踊るべし』
・pure(プーレ)・・「~もまた」。副詞。
・tu(トゥー)・・「君は」。二人称単数主格の人称代名詞。
・marionetta(マリオネッタ)・・「マリオネット、操り人形、傀儡」。女性名詞単数形。
『汝も亦操り人形なり』
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迫力が、迫力がやばい。お前もマリオネットにしてやろうかー!!と怒っているえいりん女神。怖かっこいい。神々による人形劇の舞台裏であり、この曲そのものが劇のようでもある。
「スト・ナ・クヱタ」リリース前特別配信ラジオ第1回で、メインパーソナリティ坂田さんから、『「神々の箱庭」の原題でSimonaさんに依頼したところ、イタリア語に「箱庭」という言葉がないので「神々の芝居小屋」になった』という裏話が聞ける。ほー!
この歌の"Il teatrino"ってこんなん想像したらいいですか?これが映画"The Sound of Music"にも出て来た人形劇みたいに動いてるのをイメージするといいですか?それはそうと、当麻ほのかさんによるアルバム『スト・ナ・クヱタ』のテーマとなる詩の朗読も実にエモい。
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この文章書いてる人はイタリア語に関してド素人です。
このページはあくまで『スト・ナ・クヱタ』CD等買った人向け、
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