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割とまともなあらすじ
シノア王国の王女ジァヴは、15歳にして天才的な素質を持つ槍使い。短槍の扱いは器用なのに、編み物や織物などといった家庭的な仕事の才能は全くない女の子です。
シノア王国では男女の仕事がきっちりと分化されており、戦いは男の仕事とされています。ジァヴがどんなに強くても、この国では戦士として生きることはできません。
思春期のジァヴは、やりたいことができないもどかしさに悩みつつも、恋に胸をときめかせ、愛する人と生きる将来への希望に満ち溢れていました。
ところが、彼女のそんな生活は、突如として粉々に打ち砕かれてしまいます。世界を変える大きな潮流がシノア王国を飲み込み、ジァヴはその波に巻き込まれていきます・・
作者的あらすじ
ケルトちっくなギリシア人もどきのお姫様が不幸のどん底に突き落とされるが、簡単にくたばらずに地獄の底から這い上がって来るイマジナリーヒストリカルラブロマンスファンタジー(何事!?)。
物語の舞台はスカンジナビア半島な感じ。でも言語はアイルランド。島も陸もごっちゃにした「ケルト」のイメージが溢れている。言うなれば中国も日本も韓国北朝鮮も全部東洋風だまとめちまえコノヤローというぐらい横暴なチャンポンだけど気にしないでファンタジーだから〜♪
題名について
英語の副題を詩訳したら、「菫色の戦乙女」。直訳したら、「菫色の勇敢な姫」。精度の低い翻訳ソフトを使ったら、「紫色の軍人らしい王女」と出た。・・顔色悪そう。
作者としては詩訳して欲しいけど、別にどれでも間違いないと思う。 |