ロスタ (多分)日本語が分からん
よろしい、ならば空耳だ その4
2016年に発売された『caTra』。
そのアニメイト限定版特典CD、rosTaの4曲目がこの「ロスタ」です。
作詞と作編曲は中河健さん。
『caTra』及び『noAno』の壮大な世界観はFANBOXやCD特典で沢山語られていますが、
歌詞に使われている造語は意味不明。アルファベットは分かっても意味不明。
だってロストテクノロジーですもの。
しかし、この「ロスタ」はすごく日本語っぽい言語です。
歌詞カードないけど古語っぽい!
PF(オトミネさん曰く、世間の認識は「歌う機械人形」)のrosTaちゃんも和風な子だし。
ええ、日本語っぽいなーと思いつつ、放置してたんですが、
この方のブログを読んでしまい、火がつきまして。
解読なんぞとおこがましいことは無理でも、
なんかそれっぽそうな空耳を完成させねばと奮起してしまいまして。
ところどころ、夜月さんの空耳をそのまま借用しています。これをパクリと言います。
やうやうと 八百路の澪
潜るは 集ふ世々の
まほらの薫は名残と
称ふは産土 尊し
那由多や 虚や 渡の瀬
幾季移ろふかや 更紗は春の香
稜威や 揺蕩ふ人の世 水無月
(何時や 揺蕩ふ人の世 皆尽き)
夕波よ 吾の路
木綿花の 永久の香
吾の路の果
高紮げの夢しか
遠きまほろばの果ては
縁者の結 刹那
まほらの薫は名残と
称ふは産土 尊し
稜威や 揺蕩ふ人の世 水無月
(何時や 揺蕩ふ人の世 皆尽き)
夕波よ 吾の路
永久の香
吾の路の果
高紮げの夢しか
遠きまほろばの果ては
縁者の結 刹那
・・ええ。まあ。無茶苦茶ですが、森羅の空耳に比べれば、まだまともっぽい日本古文になったような気がします。
以下、妄想に妄想を重ねた創作現代語訳的な何か。
無数の命の生涯は
時の水底に次第次第に跡を刻む
命たちの生きた地の香りは微かに残り
故郷の素晴らしさを称えている
永く 無常に 時の渡り瀬に立つ
どれほどの年月が移り変わることだろう 衣からは常春の香りがする
たゆたい進む人の生涯の何と神聖なことか
今は水無月(水のない月)にもかかわらず/この水の月に
(何時のことか たゆたい進む人の生涯がすべて尽き果てても)
夕波よ 私の行く道は
造られた命の永遠が香る定め
裾を絡げて時の流れに入りたい思いがあるか?否
遥かな理想郷の果てには
人と結ぶ絆がある それが刹那の時であれ
つっこみどころは満載。
潜る(下を通る、水にもぐる)の読みは「くぐる」なんだけど、方言では「こぐる」と言うところもあるから(苦しい)。
夜月さんも「まほろ」と書いていらっしゃるけれど、「まほら」より「まほろ」に聴こえますね。うん。
生く気 空かや
「これを生きていると言えるだろうか(生きる気力空っぽかな?)」
追記:↑かなー?と思ったものの、夜月さんの「いくきうつろふかや」の方が自然かと思い直し、変更。
厳や 揺蕩ふ人の世 水無月
「たゆたい進む人の生涯の何と流れが速いことか 水無月(水のない月)だというのに」
最初は↑にしてたけど、やっぱり「流れが激しい」と言う意味の「厳(いつ)」と「たゆたふ」を重ねるのはおかしくない?ってことで、変更。
追記:失礼。「厳」でも「稜威」でも「流れが激しく速い」と「神聖な、清浄な」、どちらの意味にもなるみたい。
再追記:掛詞っぽく違う意味を重ねてない?という思いつきにより追記。
夕波よ 彼の時
「夕波よ (あの)人の生きる時は」
かなー?と思ったけど、「木綿花の 永久の香」と重なってるから、これ、永久の香りがする方かなー?と思い、変えてみました。
吾の路の香
と重ねてもいいけど、言葉遊び的に同音意義語を入れてるかな?歴史的仮名遣いは違うけど。「処」も候補。「禍」ではあるまい。
ええ、高紮げは「たかからげ」です。普通「たからげ」とは読みません。でも「たからげ」って聴こえるんだもん!それっぽい単語が脳内ストックにないんだもん!まさかrosTaちゃんが「縁起のいい宝毛欲しいなー。顔か腕から生えてこないかなー」みたいなこと思ってる訳もなし。
あー、楽しかった!
Special Thanks:夢色宝箱
※上記の色々は、歌詞分からんけど口遊みたいオタクによる空耳&妄想です。
しつこいようですが、デタラメこの上ない落書きですので、ご注意を。