Le dernier フランス語メモ
love solfege 『the note of satanism』より

このアルバムに相応しく、めっちゃ不穏なピアノ演奏で幕を開ける。
高めの可愛らしいボーカルがまた不穏。

歌手は綾野えいりさん。

歌詞カードに和訳あり。

何とbandcampで無料で聴けるようになりました。
勿論惚れたらお金も払えます。


※動詞の法は、特に断りがない限り直説法です。

le(ル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
dernier(デルニエ)・・「最後の人、最低の人、末裔、最後の生き残り、末っ子」。男性名詞単数形。

『末裔』

c'est(セ)・・「それは~だ」。指示代名詞ce(これ、それ)+英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。
qui(キ)・・「~するところの」。関係代名詞。
 ・est(エ)・・「(それは)~である」。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
 ・en(アン)・・前置詞。
est en(エタン)》
train(トラン)・・「列車、列、行列、ひと組、速度」。男性名詞単数形。
de(ドゥ)・・前置詞。
continuer(コンティニュエ)・・「~を続ける、そのまま続ける、続く」。自他動詞の不定詞。"est en train de continuer"で「(それは)続いている最中である」。

『それは 継がれゆく最中の歴史なのです』

c'est(セ)・・「それは~だ」。指示代名詞ce(これ、それ)+英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。
qui(キ)・・「~するところの」。関係代名詞。
 ・est(エ)・・「(それは)~である」。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
 ・en(アン)・・前置詞。
est en(エタン)》
train(トラン)・・「列車、列、行列、ひと組、速度」。男性名詞単数形。
de(ドゥ)・・前置詞。
continuer(コンティニュエ)・・「~を続ける、そのまま続ける、続く」。自他動詞の不定詞。"est en train de continuer"で「(それは)続いている最中である」。

『それは 継がれゆく最中の歴史なのです』

la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
paix(ペ)・・「平和、講和、平穏」。女性名詞単数形。
ne(ヌ)・・否定の副詞。
 ・peut(プー)・・他動詞pouvoirプヴォワール(~することができる、~しても良い、~かもしれない)の三人称単数現在形。
 ・être(エートル)・・英語のbe動詞に当たる助動詞の不定詞。ここでは過去分詞と共に受動態を作っている。
peut être(プーテートル)》
garantie(ギャランティ)・・他動詞garantirギャランティール(~を保障する、~を請け負う)の過去分詞。女性単数形。"ne peut être garantie"で「(彼女は)保障され得ない」。

『平穏は保障されないけれど』

mais(メ)・・「だが、でも、いったい、さて」。接続詞。
c'est(セ)・・指示代名詞ce(これ、それ)+英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
à(ア)・・「~によって」。前置詞。
vous(ヴ)・・「君たち(に)」。二人称複数の人称代名詞。ここでは間接目的格。
de(ドゥ)・・前置詞。"c'est à 人 de~ "で「人が~する番だ」。
ne(ヌ)・・否定の副詞。
pas(パ)・・否定の副詞。neとセットで使う時は"ne 動詞 pas"が基本の形だけど、不定詞の場合は"ne pas 不定詞"が普通。
laisser(レセ)・・「~を残す、~を置いておく、~を放っておく」等の意味を持つ他動詞の不定詞。"laisser A B"で「AをBのままにしておく」。
l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。
ne(ヌ)・・否定の副詞。
pas(パ)・・否定の副詞。neとセットで使われる。
se faire(ス フェール)・・「作られること」。英語のmakeやdoっぽい自他動詞faireフェールの代名動詞形の不定詞。

『次はあなたたちが 歴史の連なりを絶やさず繋ぐ番です』
『君たちが 歴史が作られないままにしておかない番である』

les(レ)・・名詞の複数形につく定冠詞。
choses(ショーズ)・・「もの、こと」。女性名詞choseショーズ(もの、こと)の複数形。
qui(キ)・・「~するところの」。関係代名詞。
furent(フュール)・・「(それは)~だった」。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称複数単純過去形。
également(エガルマン)・・「等しく、~もまた、同じぐらい」。副詞。
prospères(プロスペール)・・「繁栄している」。形容詞prospèreプロスペール(繁栄している、盛んな、恵まれた)の複数形。
deviendront(ドゥヴィヤンドロン)・・「(それらは)~になるだろう」。自動詞devenirドゥヴニール(~になる)の三人称複数単純未来形。
un(アン)・・男性名詞単数形につく不定冠詞。
jour(ジュール)・・「1日、昼」。男性名詞単数形。"un jour"で「(過去の)ある日、(未来の)いつか、そのうち」。
obsolètes(オプソレート)・・「廃れた」。形容詞obsolèteオプソレート(すたれた、陳腐化した)の複数形。

『栄えたものもまた いつか廃れるでしょう』

si(スィ)・・「もし~なら」。接続詞。
 ・les(レ)・・名詞の複数形につく定冠詞。
 ・esprits(エスプリ)・・「精神」。男性名詞espritエスプリ(精神、頭、知性、才気、理念、霊魂、生命)の複数形。
les esprits(レゼスプリ)》
ne(ヌ)・・否定の副詞。
peuvent(プーヴ)・・他動詞pouvoirプヴォワール(~することができる、~しても良い、~かもしれない)の三人称複数現在形。
être(エートル)・・英語のbe動詞に当たる助動詞の不定詞。ここでは過去分詞と共に受動態を作っている。
recueillis(ルクイ)・・他動詞recueillirルクイール(~を集める、~を蓄える、~を得る、~を受け継ぐ)の過去分詞。男性複数形。"ne peuvent être recueillis"で「(彼らは)受け継がれない」。

il(イル)・・三人称単数男性主格の代名詞。ここでは非人称主語。
n'en(ナン)・・否定の副詞ne+中性代名詞enアン(それを)。
restera(レステラ)・・「(それは)残るだろう」。自動詞resterレステ(留まる、~のままでいる、残っている)の三人称単数単純未来形。
plus(プリュ)・・副詞。neとセットだと「もはや~ない、もう~ない」。
rien(リヤン)・・不定代名詞。neとセットだと「何も~ない」。

『精神が受け継がれなければ もはや何も残りはしないでしょう』

l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。
nous(ヌー)・・「私たちに」。一人称複数の人称代名詞。ここでは間接目的格。
parle(パルル)・・「(それは)話す」。自他動詞parlerパルレ(話す、~の話をする)の三人称単数現在形。

『歴史は私たちに語りかけます』

que(ク)・・「何を」。疑問代名詞。
voyez-vous(ヴォワイエヴー)・・「君たちは見えるか?」。他動詞voirヴォワール(~が見える)の倒置疑問文。二人称複数現在形voyezヴォワイエ+二人称複数主格の人称代名詞vousヴー(君たちは)。

『何を見ているのですか?』

que(ク)・・「何を」。疑問代名詞。
voyez-vous(ヴォワイエヴー)・・「君たちは見えるか?」。他動詞voirヴォワール(~が見える)の倒置疑問文。二人称複数現在形voyezヴォワイエ+二人称複数主格の人称代名詞vousヴー(君たちは)。

『何を見ているのですか?』

rien(リヤン)・・不定代名詞。neとセットだと「何も~ない」。
ne(ヌ)・・否定の副詞。
 ・vous(ヴー)・・「君たちに」。二人称複数の人称代名詞。ここでは間接目的格。
 ・est(エ)・・「(それは)~である」。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
vous est(ヴーゼ)》
nécessaire(ネセセール)・・「必要な」。形容詞単数形。

『あなたたちには何も必要ないのです』

regardez(ルギャルデ)・・「(君らが)見ろ」。他動詞regarderルギャルデ(~を見る、眺める、調べる)の命令法二人称複数形。
devant(ドゥヴァン)・・「~の前に」。"in front of"。前置詞。
vous(ヴー)・・「君たち(に)」。二人称複数の人称代名詞。ここでは間接目的格。

『前をご覧なさい』

il y a(イリヤ)・・「~がある、~がいる」。非人称動詞。非人称主語代名詞ilイル+(副詞的)代名詞y(そこに)+英語のhaveっぽい他動詞avoirアヴォワールの三人称単数現在形。
 ・un(アン)・・男性名詞単数形につく不定冠詞。
 ・arbre(アルブル)・・「木、樹木」。男性名詞単数形。
un arbre(アナルブル)》
mort(モール)・・「死んだ、枯れた」。形容詞男性単数形。

dressé(ドレセ)・・「立った」。他動詞dresserドレセ{~を(まっすぐに)立てる、起こす、~を組み立てる}の過去分詞。男性単数形。
et(エ)・・「そして」。接続詞。
regardant(ルギャルダン)・・「見ている」。他動詞regarderルギャルデ(~を見る、眺める、調べる)の現在分詞。
le(ル)・・男性名詞単数形につく定冠詞。
temps(タン)・・「時、時間」。無変化の男性名詞。

『時を見つめてすっくと立つ枯れ木があるでしょう』

c'est(セ)・・「それは~だ」。指示代名詞ce(これ、それ)+英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。
qui(キ)・・「~するところの」。関係代名詞。
 ・est(エ)・・「(それは)~である」。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
 ・en(アン)・・前置詞。
est en(エタン)》
train(トラン)・・「列車、列、行列、ひと組、速度」。男性名詞単数形。
de(ドゥ)・・前置詞。
continuer(コンティニュエ)・・「~を続ける、そのまま続ける、続く」。自他動詞の不定詞。"est en train de continuer"で「(それは)続いている最中である」。

『それは 継がれゆく最中の歴史なのです』

c'est(セ)・・「それは~だ」。指示代名詞ce(これ、それ)+英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。
qui(キ)・・「~するところの」。関係代名詞。
 ・est(エ)・・「(それは)~である」。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形。
 ・en(アン)・・前置詞。
est en(エタン)》
train(トラン)・・「列車、列、行列、ひと組、速度」。男性名詞単数形。
de(ドゥ)・・前置詞。
continuer(コンティニュエ)・・「~を続ける、そのまま続ける、続く」。自他動詞の不定詞。"est en train de continuer"で「(それは)続いている最中である」。

『それは 継がれゆく最中の歴史なのです』

se servirait-on(ス セルヴィレトン)・・「私たちは選ぶのですか?」。自他動詞servirセルヴィール(~に食事を出す、~を供する、~に応対する、~を給付する、使用人として働く、兵役につく)の代名動詞形se servirス セルヴィール(~を使う、利用する、~を自分で取る、~を自分で選ぶ)の倒置疑問文。三人称の再帰代名詞se(それ自身を)+条件法現在三人称単数形serviraitセルヴィレ+不定代名詞onオン(人は)。このonは、ここではnous(私たち)の代わりかな。この条件法は語調の緩和。
de(ドゥ)・・「~を」。前置詞。
Dieu(ディユー)・・「神」。男性名詞単数形。ここではアブラハムの宗教における神かな。

『神を選び取りましょうか?』

ou(ウー)・・「または、すなわち、~であろうと」。接続詞。
alors(アロール)・・「その時、その頃」。副詞。"ou alors"で「そうでなければ」。
est-ce qu'on(エスコン)・・「~であるか?」。疑問副詞。英語のbe動詞に当たる自動詞êtreエートルの三人称単数現在形est+指示代名詞ce(これ、それ、あれ)+接続詞que(~ということ)+不定代名詞onオン(人は)。ここでは主語を特に明示しない表現。
ferait(フレ)・・英語のmakeやdoっぽい自他動詞faireフェールの条件法現在三人称単数形。この条件法も語調の緩和。
réellement(レエルマン)・・「現実に、本当に」。副詞。
mieux(ミユー)・・「よりよく」。副詞。bienの優等比較級。
de(ドゥ)・・前置詞。
nous(ヌー)・・「私たちに」。一人称複数の人称代名詞。ここでは間接目的格。
tourner(トゥルネ)・・「回る、曲がる、~に変わる、~を回す」等の意味を持つ自他動詞の不定詞。"on ferait mieux de tourner"で「人は曲がった方がいい」。
à(ア)・・「~に」。前置詞。
droite(ドロワ)・・「右、右側、右派、右翼」。女性名詞単数形。ここでは「正しい方(信仰?)に向く」意味かな。悪魔と言えば左側だし。

『でなければ 私たちは実際に右を向く方が良いのでしょうか?』

les(レ)・・名詞の複数形につく定冠詞。
dieux(ディユー)・・「神々」。男性名詞dieuディユー(神)の複数形。
et(エ)・・「~と」。接続詞。
les(レ)・・名詞の複数形につく定冠詞。
diables(ディヤーブル)・・「悪魔たち」。男性名詞diableディヤーブル(悪魔)の複数形。
créent(クレアント)(クレ)・・「(それらは)作り出す」。他動詞créerクレエ(~を作り出す、創造する、~を生じさせる、~を初演する)の三人称複数現在形。
※現代語では発音しない語末のentを発音しているように聴こえる。
l'histoire(リストワール)・・「歴史」。頭語が母音またはhの単数名詞につく定冠詞l'+女性名詞histoireイストワール(歴史、物語、作り話、出来事)の単数形。

『神々も悪魔たちも歴史を育てているのです』

et(エ)・・「そして」。接続詞。
vous(ヴー)・・「君たちは」。二人称複数の人称代名詞。ここでは主格。

vous(ヴー)
 ・pouvez(プーヴェ)・・他動詞pouvoirプヴォワール(~することができる、~しても良い、~かもしれない)の二人称複数現在形。
 ・en(アン)・・「そのことを」。中性代名詞。enが直接目的語の場合、過去分詞は無変化が原則(性数一致することもある)。
pouvez en(プーヴェザン)》
être(エートル)・・英語のbe動詞に当たる助動詞の不定詞。ここでは過去分詞と共に受動態を作っている。
rassuré(ラスュレ)・・他動詞rassurerラスュレ(~を安心させる)の過去分詞。ここでは男性複数形にはならない。"vous pouvez en être rassuré"で「君たちはそのことを安心して良い」。

『そしてあなたたちも 安心して良いのです』

puisqu'à(ピュイスキャ)・・接続詞puisqueピュイスク(~なのだから、~である以上)+前置詞à(~に)。
la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
base(バーズ)・・「土台、基礎、基底、下部、下地」。女性名詞単数形。

il(イル)・・「彼は」。三人称単数男性主格の代名詞。ここはarbre mortのこと。
ne(ヌ)・・否定の副詞。
peut(プー)・・他動詞pouvoirプヴォワール(~することができる、~しても良い、~かもしれない)の三人称単数現在形。
se flétrir(ス フレトリール)・・「枯れること」。他動詞flétrirフレトリール{(草花を)萎れさせる、~の価値を失わせる、(色を)褪せさせる}の代名動詞形の不定詞。"il ne peut se flétrir"で「彼は枯れることができない」。

『根本的に 枯れることはないのですから』

puisqu'à(ピュイスキャ)・・接続詞puisqueピュイスク(~なのだから、~である以上)+前置詞à(~に)。
la(ラ)・・女性名詞単数形につく定冠詞。
base(バーズ)・・「土台、基礎、基底、下部、下地」。女性名詞単数形。

il(イル)・・「彼は」。三人称単数男性主格の代名詞。
ne(ヌ)・・否定の副詞。
peut(プー)・・他動詞pouvoirプヴォワール(~することができる、~しても良い、~かもしれない)の三人称単数現在形。
se flétrir(ス フレトリール)・・「枯れること」。他動詞flétrirフレトリール{(草花を)萎れさせる、~の価値を失わせる、(色を)褪せさせる}の代名動詞形の不定詞。"il ne peut se flétrir"で「彼は枯れることができない」。

『根本的に 枯れることはないのですから』

 公式訳があるにもかかわらず、訳語が不安なところあり。歴史=枯れ木なのか。"Puisqu'à la base, il ne peut se flétrir."が「もともと枯れ木しかなかったのですから」という訳になっている。これまでの歴史、過去とは即ち枯れ木であり、神や悪魔がそれをどうしようが、お前たちがどうしようが、それ以上枯れることないから心置きなく悪魔を崇めて歴史を育めって意味なの?



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この文章書いてる人はフランス語に関してド素人です。
このページはあくまで『the note of satanism』CD等買った人向け、
参考にならない辞書もどきであって、
著作権侵害の意図はありません。が、もし怒られたら消えます。

参考文献
 ・『ロワイヤル仏和中辞典 第2版』(旺文社 2005)