Yarim Gitti トルコ語メモ

ターキッシュ・トラッドのケルティック・アレンジ。
意外といける組み合わせ。

※動詞の法は、特に断りがない限り直説法です。

yarim(ヤー)・・「私の恋人は」。名詞yarヤール(恋人)+一人称単数の所属人称接尾辞im(私の)。格語尾なしで主格。
gitti(ギッティ)・・「(それは)行った」。動詞gitmekギトメッキ(行く、出かける)の三人称単数過去形。
çeşmeye(チェシュイェ)・・「水飲み場に」。名詞çeşmeチェシュメ(人工の水汲み場、水飲み場、噴水)+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar)・・「恋人」。名詞。あるいは感嘆詞?
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

yarim(ヤー)・・「私の恋人は」。名詞yarヤール(恋人)+一人称単数の所属人称接尾辞im(私の)。格語尾なしで主格。
gitti(ギッティ)・・「(それは)行った」。動詞gitmekギトメッキ(行く、出かける)の三人称単数過去形。
çeşmeye(チェシュイェ)・・「水飲み場に」。名詞çeşmeチェシュメ(人工の水汲み場、水飲み場、噴水)+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

『愛するあの人は水飲み場に行ったの
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン
 愛するあの人は水飲み場に行ったの』

yaralarım(ヤララ)・・「私の傷(複)が」。名詞yaraヤラ(傷、怪我)+複数形接尾辞lar+一人称単数の所属人称接尾辞ım(私の)。格語尾なしで主格。
                動詞yaralamakヤララマック(傷つける、怪我をさせる)の一人称単数超越形・・じゃないな。
deşmeye(デシュイェ)・・「(それが)深くつかないように」。動詞deşmekデシュメッキ(裂いて中のものを出す、掘り出す)の三人称単数願望否定形。
 ※『トルコ語文法読本』に、三人称の願望形は、「三人称に対する話者の願望(時には呪い)を表す」とある。どうも古語的、詩的な言い回しみたい。現代語では、願望形は一人称で「私(たち)が〜しよう」という用法に限られ、二、三人称に対しては命令形が使われることが多いとか。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『どうか傷つけられませんように(私の傷が刻まれませんように)
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

yaralarım(ヤララ)・・「私の傷(複)が」。名詞yaraヤラ(傷、怪我)+複数形接尾辞lar+一人称単数の所属人称接尾辞ım(私の)。格語尾なしで主格。
deşmeye(デシュイェ)・・「(それが)深くつかないように」。動詞deşmekデシュメッキ(裂いて中のものを出す、掘り出す)の三人称単数願望否定形。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『どうか傷つけられませんように(私の傷が刻まれませんように)
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

neyim(ネ)・・「私の何」。名詞ne(何)+一人称単数の所属人称接尾辞yim(私の)。格語尾なしで主格。
 歌詞カードではどういうことかNeyitnになってるけど、これは元歌詞の写し間違い?
varsa(ヴァ)・・「〜があれば」。存在を表す動詞なのか形容詞なのか分からんvarヴァル(ある、いる)+条件・仮定の接尾辞sa。
vereyim(ヴェレ)・・「(私は)与えよう」。動詞vermekヴェルメッキ(与える、あげる)の一人称単数願望形。

yar)・・「恋人」。名詞。あるいは感嘆詞?
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

neyim(ネ)・・「私の何」。名詞ne(何)+一人称単数の所属人称接尾辞yim(私の)。格語尾なしで主格。
varsa(ヴァ)・・「〜があれば」。存在を表す動詞なのか形容詞なのか分からんvarヴァル(ある、いる)+条件・仮定の接尾辞sa。
vereyim(ヴェレ)・・「(私は)与えよう」。動詞vermekヴェルメッキ(与える、あげる)の一人称単数願望形。

『私の何でもあげましょう
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン
 私の何でもあげましょう』

elinden(エリンン)・・「君の手から」。名詞elエル(手)+二人称単数の所属人称接尾辞in(君の)+奪格語尾den。
su)・・「水」。名詞。"su içmek"で「水(を)飲む」。
 対格語尾をつけて"suyu içmek"(水を飲む)にしてもいいみたいだけど、この場合はつけない方が一般的みたい。
içmeye(イチュメイェ)・・「飲み(飲むこと)に」。動詞içmekイチュメッキ(飲む)の動名詞形接尾辞içme+与格語尾ye(〜へ、〜に)。
 ううむ・・与格(方向格)を「(〜する)ために、(〜する)のに」と訳してもいいかな?意味を取り違えてるかも。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『あなたの手から水を飲むために
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

elinden(エリンン)・・「君の手から」。名詞elエル(手)+二人称単数の所属人称接尾辞in(君の)+奪格語尾den。
su)・・「水」。名詞。"su içmek"で「水(を)飲む」。
içmeye(イチュメイェ)・・「飲み(飲むこと)に」。動詞içmekイチュメッキ(飲む)の動名詞形接尾辞içme+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『あなたの手から水を飲むために
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

yarim(ヤー)・・「私の恋人は」。名詞yarヤール(恋人)+一人称単数の所属人称接尾辞im(私の)。格語尾なしで主格。
gitti(ギッティ)・・「(それは)行った」。動詞gitmekギトメッキ(行く、出かける)の三人称単数過去形。
çeşmeye(チェシュイェ)・・「水飲み場に」。名詞çeşmeチェシュメ(人工の水汲み場、水飲み場、噴水)+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar)・・「恋人」。名詞。あるいは感嘆詞?
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

yarim(ヤー)・・「私の恋人は」。名詞yarヤール(恋人)+一人称単数の所属人称接尾辞im(私の)。格語尾なしで主格。
gitti(ギッティ)・・「(それは)行った」。動詞gitmekギトメッキ(行く、出かける)の三人称単数過去形。
çeşmeye(チェシュイェ)・・「水飲み場に」。名詞çeşmeチェシュメ(人工の水汲み場、水飲み場、噴水)+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

『愛するあの人は水飲み場に行ったの
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン
 愛するあの人は水飲み場に行ったの』

yaralarım(ヤララ)・・「私の傷(複)が」。名詞yaraヤラ(傷、怪我)+複数形接尾辞lar+一人称単数の所属人称接尾辞ım(私の)。格語尾なしで主格。
deşmeye(デシュイェ)・・「(それが)深くつかないように」。動詞deşmekデシュメッキ(裂いて中のものを出す、掘り出す)の三人称単数願望否定形。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『どうか傷つけられませんように(私の傷が刻まれませんように)
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

yaralarım(ヤララ)・・「私の傷(複)が」。名詞yaraヤラ(傷、怪我)+複数形接尾辞lar+一人称単数の所属人称接尾辞ım(私の)。格語尾なしで主格。
deşmeye(デシュイェ)・・「(それが)深くつかないように」。動詞deşmekデシュメッキ(裂いて中のものを出す、掘り出す)の三人称単数願望否定形。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『どうか傷つけられませんように(私の傷が刻まれませんように)
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

neyim(ネ)・・「私の何」。名詞ne(何)+一人称単数の所属人称接尾辞yim(私の)。格語尾なしで主格。
varsa(ヴァ)・・「〜があれば」。存在を表す動詞なのか形容詞なのか分からんvarヴァル(ある、いる)+条件・仮定の接尾辞sa。
vereyim(ヴェレ)・・「(私は)与えよう」。動詞vermekヴェルメッキ(与える、あげる)の一人称単数願望形。

neyim(ネ)・・「私の何」。名詞ne(何)+一人称単数の所属人称接尾辞yim(私の)。格語尾なしで主格。
varsa(ヴァ)・・「〜があれば」。存在を表す動詞なのか形容詞なのか分からんvarヴァル(ある、いる)+条件・仮定の接尾辞sa。
vereyim(ヴェレ)・・「(私は)与えよう」。動詞vermekヴェルメッキ(与える、あげる)の一人称単数願望形。

『私の何でもあげましょう
 私の何でもあげましょう』

elinden(エリンン)・・「君の手から」。名詞elエル(手)+二人称単数の所属人称接尾辞in(君の)+奪格語尾den。
su)・・「水」。名詞。"su içmek"で「水(を)飲む」。
içmeye(イチュメイェ)・・「飲み(飲むこと)に」。動詞içmekイチュメッキ(飲む)の動名詞形接尾辞içme+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『あなたの手から水を飲むために
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

elinden(エリンン)・・「君の手から」。名詞elエル(手)+二人称単数の所属人称接尾辞in(君の)+奪格語尾den。
su)・・「水」。名詞。"su içmek"で「水(を)飲む」。
içmeye(イチュメイェ)・・「飲み(飲むこと)に」。動詞içmekイチュメッキ(飲む)の動名詞形接尾辞içme+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『あなたの手から水を飲むために
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

yarim(ヤー)・・「私の恋人は」。名詞yarヤール(恋人)+一人称単数の所属人称接尾辞im(私の)。格語尾なしで主格。
gitti(ギッティ)・・「(それは)行った」。動詞gitmekギトメッキ(行く、出かける)の三人称単数過去形。
çeşmeye(チェシュイェ)・・「水飲み場に」。名詞çeşmeチェシュメ(人工の水汲み場、水飲み場、噴水)+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar)・・「恋人」。名詞。あるいは感嘆詞?
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

yarim(ヤー)・・「私の恋人は」。名詞yarヤール(恋人)+一人称単数の所属人称接尾辞im(私の)。格語尾なしで主格。
gitti(ギッティ)・・「(それは)行った」。動詞gitmekギトメッキ(行く、出かける)の三人称単数過去形。
çeşmeye(チェシュイェ)・・「水飲み場に」。名詞çeşmeチェシュメ(人工の水汲み場、水飲み場、噴水)+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

『愛するあの人は水飲み場に行ったの
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン
 愛するあの人は水飲み場に行ったの』

yaralarım(ヤララ)・・「私の傷(複)が」。名詞yaraヤラ(傷、怪我)+複数形接尾辞lar+一人称単数の所属人称接尾辞ım(私の)。格語尾なしで主格。
deşmeye(デシュイェ)・・「(それが)深くつかないように」。動詞deşmekデシュメッキ(裂いて中のものを出す、掘り出す)の三人称単数願望否定形。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『どうか傷つけられませんように(私の傷が刻まれませんように)
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

yaralarım(ヤララ)・・「私の傷(複)が」。名詞yaraヤラ(傷、怪我)+複数形接尾辞lar+一人称単数の所属人称接尾辞ım(私の)。格語尾なしで主格。
deşmeye(デシュイェ)・・「(それが)深くつかないように」。動詞deşmekデシュメッキ(裂いて中のものを出す、掘り出す)の三人称単数願望否定形。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『どうか傷つけられませんように(私の傷が刻まれませんように)
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

neyim(ネ)・・「私の何」。名詞ne(何)+一人称単数の所属人称接尾辞yim(私の)。格語尾なしで主格。
varsa(ヴァ)・・「〜があれば」。存在を表す動詞なのか形容詞なのか分からんvarヴァル(ある、いる)+条件・仮定の接尾辞sa。
vereyim(ヴェレ)・・「(私は)与えよう」。動詞vermekヴェルメッキ(与える、あげる)の一人称単数願望形。

neyim(ネ)・・「私の何」。名詞ne(何)+一人称単数の所属人称接尾辞yim(私の)。格語尾なしで主格。
varsa(ヴァ)・・「〜があれば」。存在を表す動詞なのか形容詞なのか分からんvarヴァル(ある、いる)+条件・仮定の接尾辞sa。
vereyim(ヴェレ)・・「(私は)与えよう」。動詞vermekヴェルメッキ(与える、あげる)の一人称単数願望形。

『私の何でもあげましょう
 私の何でもあげましょう』

elinden(エリンン)・・「君の手から」。名詞elエル(手)+二人称単数の所属人称接尾辞in(君の)+奪格語尾den。
su)・・「水」。名詞。"su içmek"で「水(を)飲む」。
içmeye(イチュメイェ)・・「飲み(飲むこと)に」。動詞içmekイチュメッキ(飲む)の動名詞形接尾辞içme+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar
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yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『あなたの手から水を飲むために
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

elinden(エリンン)・・「君の手から」。名詞elエル(手)+二人称単数の所属人称接尾辞in(君の)+奪格語尾den。
su)・・「水」。名詞。"su içmek"で「水(を)飲む」。
içmeye(イチュメイェ)・・「飲み(飲むこと)に」。動詞içmekイチュメッキ(飲む)の動名詞形接尾辞içme+与格語尾ye(〜へ、〜に)。

yar
yar
yar
amanマン)・・「まあ!」。感嘆詞。

『あなたの手から水を飲むために
 ヤール・ヤール・ヤール・アマン』

 以下、セシルさんによる解説。ちょい意訳。

 この歌は、数年前に偶然見つけたの。
 中世のトルコとセファルディムの歌曲を収録した古いビニール盤に出会って、たちまちこの歌に心を打たれたわ。他のミュージシャンとのライブでは何度も演奏している大のお気に入りよ。
 私たちはよく、いつの日かこの歌をアルバムに収めてはどうかと話していたのだけれど、それが実現したの。これが、そのとっても綺麗なアナトリアのメロディーのライブ・バージョンよ。
 気に入ってもらえると良いのだけれど!

 とのこと。仏語解説では単に"un disque"(レコード)なのに英語では"a old vinyl record"(古いビニールレコード)だったりするのは何故だ?

 トルコ語 なんて わ〜か〜ら〜ないわ♪
 この歌についてぐぐってみても、トルコ語のサイトしかヒットしなかったorz 分かったのは、原曲はもうちょい長くて、セシルさんが歌っていない歌詞もあること、イスタンブールのメフメット・ビュユキュギュンギョル(Mehmet Büyükgüngör)さんという方が作ったらしいことだけ。

 トルコ語は日本語と同じく膠着語で語順はSOV型。日本人にとって理解し易い言語ですってよ♪学習環境が充実してればの話だけどね!
 このアルバム、歌の解説を仏語と英語で書いてるけど、世界のファンのためには、仏語及び土語歌詞の英語訳つけた方がいいんじゃ・・と愚痴ってみる。そもそもフランス人向け仏盤であるからして仕方がないのかもしれんが。でもトルコ語は大多数のフランス人も分からないと思うんだ!せめて仏語で訳をつけて下され!


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参考文献
 ・『トルコ語辞典 ポケット版』(大学書林 1989)
 竹内和夫さんの著作。お値段そこそこするけどそれ以上の価値があるかな。2011年8月現在、個人で手に入る唯一のトルコ語→日本語辞典かと。図書館の帯出禁止書架にはこれのポケット版じゃない『日本語トルコ語辞典』があるけど、手元に置こうとすると諭吉さんが3人も旅立ってしまわれる代物。

 ・『トルコ語文法読本』(大学書林 1986)

 勝田茂さんの著作。志方さんの「遥かなる旅路」でもお世話になった文法書。日本語硬いけど、これだけ詳しい本は他にない。英語で書かれた文法書なら豊富だけど、日本語話者にとって親近感が持てるアルタイ諸語を、語順も癖もまったく違う英語を介して学ぶほど馬鹿らしいことはないと思う今日この頃。

 ・『ニューエクスプレス トルコ語』(白水社 2010)
 CD付。2011年8月現在、日本語からトルコ語の日常会話を学ぶのにこれ以上の本はない。たぶん。日本語も分かり易い。↑の読本や国際語学社の『まずはこれだけ トルコ語』とは文法用語がかなり変わっている(例:超越形→中立形、願望形→意向形)。

フランス人の歌うトルコ語にボロ耳の日本人が無理矢理カタカナ読みを当てつつ訳したらこうなった。
訳文の質に関しては言わずもがなだよ!文の繋がりがよく分かんない!
このページはあくまで"CECILE CORBEL Song Book vol.3"買った人向け(?)、自己満足なメモ書きであって、
著作権侵害の意図はないけど・・怒られたらすぐ消します。

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