Grótti 古ノルド語メモ
SKÁLD『Vikings memories』より
YouTubeでペイガン・フォーク系音楽をぐるぐる聴いてたら出会った、
フランスのノルディック・フォークグループSKÁLDさんの曲。
海の水が塩辛くなった経緯を語る歌。
歌詞付きPVも素敵だけど、これはCD買っちゃうよね。
「水」に纏わる物語を集めたコンセプト・アルバム『Vikings memories』で、
この「Grótti」は3曲目に入っている。
SKÁLDさんの公式チャンネルで無料で試聴できるから、皆聴こうぜ!
そんでうっかりCDとか買おうぜ!
※古典風発音をベースに、歌唱に合わせようとして失敗した無理矢理カナ読みをつけています。あくまで目安程度のものです。
úなどのアクセント記号がついている母音は長く、母音æ、子音þ、ðは英語の発音記号でお馴染みの通りに、母音öは[ɒ]で、同じ子音が二つ並んだ時は長めに読めばいいんじゃないかな?
00:10~
・vaki(ヴァキ)・・「(君が)目を覚ませ、起きていろ」。動詞vaka(目を覚ます、目を覚まし続ける)の命令法二人称単数形。
・þú(スー)・・「君が」。二人称単数主格の人称代名詞。
・ef(エヴ)・・「もし~なら」。接続詞。
・þú(スー)
・hlýða(フリューザ)・・「聞くこと、耳を傾けること、従うこと」。動詞の不定詞。目的語は与格。
・vill(ヴィッル)・・「(君が)望む」。動詞vilja(望む、欲する)の、ここでは直接法現在二人称単数形。"ef þú hlýða vill"で「もし君が耳を傾けたいなら/聞きたいなら」。
・söngum(sǫngum)(ソーングム)・・「歌(複)に」。男性名詞sǫngr(歌、音楽、詠唱)の複数与格。
・okkrum(オックルム)・・「私たち二人の」。一人称双数の所有代名詞男性複数与格形。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
《söngum okkrum ok(ソーングモックルモク)》
・söngum(ソーングム)・・「歌(複)に」。男性名詞söngr(歌、音楽、詠唱)の複数与格。
・fornum(フォルヌム)・・「古の」。形容詞forn(古い、古の)の男性複数与格形。
『起きよ。我ら二人の歌を、古の謡を聞きたくば』
00:16~
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sú(スー)・・「その」。指示代名詞。女性単数主格形。
・kvern(クウェルン)・・「石臼は」。女性名詞単数主格。
・hét(ヘート)・・「(それは)呼ばれた」。動詞heita(呼ばれる、名づけられる、呼び出す、約束する)の直接法過去三人称単数形。
※なんか、h飛んでる?jっぽい発音になってる?
《kvern hét(クウェルニェート)》
・Grótti(グローッティ)・・「グロッティ(は)」。女性固有名詞主格。
『その石臼はグロッティと呼ばれた』
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sungu(スング)・・「(それらは)歌った」。動詞syngja(歌う)の直接法過去三人称複数形。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・slungu(スルング)・・「(それらは)回した」。動詞slyngva(投げる、放り投げる、ねじる、捻る)の直接法過去三人称複数形。目的語は与格。
・snúðga-steini(スヌーズガ・ステイニ)・・「回る石を」。形容詞または副詞snúðigr(くるくる回す、回る、転がる、素早い)の短縮形snúðgaと男性名詞steinn(石、岩、貴石)の単数与格がくっついたやつ。
『二人は歌い、回る石を転がした』
00:37~
・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。
・Jötnar(Jǫtnar)(ヨートナル)・・「ヨトゥン(巨人)たちは」。男性名詞jǫtunn(ヨトゥン、霜の巨人)の複数主格。
《hélugbarði Jötnar(ヘールグ・バルズョトナル)》
・Fenju(フェニュ)・・「フェニヤの/に(を)」。女性固有名詞Fenja(フェニヤ)の、ここでは属格?Jötnarの一部的な意味で?それともbaðの目的語で対格?人名。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・Menju(メニュ)・・「メニヤの/に(を)」。女性固有名詞Menja(メニヤ)の属格?対格?人名。
『霜が降りた船首(船上)に、巨人たち、フェニヤとメニヤ』
・Mýsing(ミュースィング)・・「ミューシングは」。男性固有名詞Mýsingr(ミューシング)の対格、に見えるけど主格だなこれ。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『ミューシングは二人に塩を碾くよう命じた』
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。
・Jötnar(Jǫtnar)(ヨートナル)・・「ヨトゥン(巨人)たちは」。男性名詞jǫtunn(ヨトゥン、霜の巨人)の複数主格。
《hélugbarði Jötnar(ヘールグ・バルズョトナル)》
・Fenju(フェニュ)・・「フェニヤの/に(を)」。女性固有名詞Fenja(フェニヤ)の、ここでは属格?対格?人名。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・Menju(メニュ)・・「メニヤの/に(を)」。女性固有名詞Menja(メニヤ)の属格?対格?人名。
『霜が降りた船首(船上)に、巨人たち、フェニヤとメニヤ』
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『二人に塩を碾くように・・』
00:48~
・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。
・Jötnar(Jǫtnar)(ヨートナル)・・「ヨトゥン(巨人)たちは」。男性名詞jǫtunn(ヨトゥン、霜の巨人)の複数主格。
《hélugbarði Jötnar(ヘールグ・バルズョトナル)》
・Fenju(フェニュ)・・「フェニヤの/に(を)」。女性固有名詞Fenja(フェニヤ)の、ここでは属格?対格?人名。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・Menju(メニュ)・・「メニヤの/に(を)」。女性固有名詞Menja(メニヤ)の属格?対格?人名。
『霜が降りた船首(船上)に、巨人たち、フェニヤとメニヤ』
・Mýsing(ミュースィング)・・「ミューシングは」。男性固有名詞Mýsingr(ミューシング)の対格、に見えるけど主格だなこれ。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『ミューシングは二人に塩を碾くよう命じた』
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。
・Jötnar(Jǫtnar)(ヨートナル)・・「ヨトゥン(巨人)たちは」。男性名詞jǫtunn(ヨトゥン、霜の巨人)の複数主格。
《hélugbarði Jötnar(ヘールグ・バルズョトナル)》
・Fenju(フェニュ)・・「フェニヤの/に(を)」。女性固有名詞Fenja(フェニヤ)の、ここでは属格?対格?人名。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・Menju(メニュ)・・「メニヤの/に(を)」。女性固有名詞Menja(メニヤ)の属格?対格?人名。
『霜が降りた船首(船上)に、巨人たち、フェニヤとメニヤ』
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『二人に塩を碾くように・・』
※枠内、00:48~の男声バックコーラス
・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。 『霜が降りた船首(船上)で』 ・Fenju(フェニュ)・・「フェニヤに(を)」。女性固有名詞Fenja(フェニヤ)の、ここでは対格。baðの目的語。人名。 『フェニヤとメニヤに』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 |
00:58~
・vaki(ヴァキ)・・「(君が)目を覚ませ、起きていろ」。動詞vaka(目を覚ます、目を覚まし続ける)の命令法二人称単数形。
・þú(スー)・・「君が」。二人称単数主格の人称代名詞。
・ef(エヴ)・・「もし~なら」。接続詞。
・þú(スー)
・hlýða(フリューザ)・・「聞くこと、耳を傾けること、従うこと」。動詞の不定詞。目的語は与格。
・vill(ヴィッル)・・「(君が)望む」。動詞vilja(望む、欲する)の、ここでは直接法現在二人称単数形。"ef þú hlýða vill"で「もし君が耳を傾けたいなら/聞きたいなら」。
・söngum(sǫngum)(ソーングム)・・「歌(複)に」。男性名詞sǫngr(歌、音楽、詠唱)の複数与格。
・okkrum(オックルム)・・「私たち二人の」。一人称双数の所有代名詞男性複数与格形。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
《söngum okkrum ok(ソーングモックルモク)》
・söngum(ソーングム)・・「歌(複)に」。男性名詞söngr(歌、音楽、詠唱)の複数与格。
・fornum(フォルヌム)・・「古の」。形容詞forn(古い、古の)の男性複数与格形。
『起きよ。我ら二人の歌を、古の謡を聞きたくば』
01:03~
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sú(スー)・・「その」。指示代名詞。女性単数主格形。
・kvern(クウェルン)・・「石臼は」。女性名詞単数主格。
・hét(ヘート)・・「(それは)呼ばれた」。動詞heita(呼ばれる、名づけられる、呼び出す、約束する)の直接法過去三人称単数形。
《kvern hét(クウェルニェート)》
・Grótti(グローッティ)・・「グロッティ(は)」。女性固有名詞主格。
『その石臼はグロッティと呼ばれた』
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sungu(スング)・・「(それらは)歌った」。動詞syngja(歌う)の直接法過去三人称複数形。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・slungu(スルング)・・「(それらは)回した」。動詞slyngva(投げる、放り投げる、ねじる、捻る)の直接法過去三人称複数形。目的語は与格。
・snúðga-steini(スヌーズガ・ステイニ)・・「回る石を」。形容詞または副詞snúðigr(くるくる回す、回る、転がる、素早い)の短縮形snúðgaと男性名詞steinn(石、岩、貴石)の単数与格がくっついたやつ。
『二人は歌い、回る石を転がした』
01:25~
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『二人に塩を碾くように・・』
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『二人に塩を碾くように・・』
・þær(セール)・・「彼女らは」。三人称複数女性主格の人称代名詞。
・mólu(モール)・・「(それらは)挽いた」。動詞mala(挽く、砕いて擂り潰して粉にする)の直接法過去三人称複数形。
・litla(リトラ)・・形容詞lítill(小さい)の女性単数対格強変化形。
・hríð(フリーズ)・・時間の切れ目を表す女性名詞。ここでは単数対格。"litla hríð"で「しばらく、少しの間(a little while)」。
・áðr(アーズル)・・「以前は、既に、すぐに」。副詞。
《hríð áðr(フリーザーズル)》
・niðr(ニズル)・・「下へ」。副詞。
・sukku(スック)・・「(それらは)沈んだ」。動詞søkkva(沈む)の直接法過去三人称複数形。
・skipin(スキピン)・・「船(複)は」。中性名詞skip(船)の複数主格。
『二人がしばらく碾いて、たちまち船々は沈没し、』
・er(エル)・・「~する時に」。接続詞。
・særinn(セーリン)・・「その海は(the sea)」。男性名詞sær(海)の後置定冠詞付き単数主格。
・fellr(フェッルル)・・「(それは)流れる」。動詞falla(落ちる、死ぬ、流れる)の直接法現在三人称単数形。
・í(イー)・・前置詞。ここでは対格と共に「~の中に」。
《fellr í (フェッルリー)》
・kvernaraugat(kvernar-augat)(クウェルナラウガッ)・・「その石臼の穴(を)」。中性名詞kvernarauga(石臼の穴)の後置定冠詞付き単数対格。女性名詞kvern(石臼)の単数属格kvernarと中性名詞auga(目)がくっついたやつ。
『海が石臼の穴に流れ込んだ時、』
・þá(サー)・・「その時に、その後すぐに、それから」。副詞。
・varð(ヴァルズ)・・「(それは)なった」。」動詞verða(~になる)の直接法過去三人称単数形。
・sær(セール)・・「海は」。男性名詞単数主格。
・saltr(サルトル)・・「塩辛い、しょっぱい、塩気を帯びた」。形容詞男性単数主格強変化形。
『それ以来、海は塩辛くなったのだ』
01:36~
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『二人に塩を碾くように・・』
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。
・bað(バズ)・・「(それは)要求した」。動詞biðja(乞う、祈る、願う、要求する)の直接法過去三人称単数形。
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・lengr(レングル)・・「もっと、より長く」。副詞lengi(長い間)の比較級。
『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』
・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。
・mala(マラ)・・「挽くことを、砕いて擂り潰すことを」。動詞の不定詞。
・salt(サルト)・・「塩を」。中性名詞。ここでは単数対格。
『二人に塩を碾くように・・』
・þær(セール)・・「彼女らは」。三人称複数女性主格の人称代名詞。
・mólu(モール)・・「(それらは)挽いた」。動詞mala(挽く、砕いて擂り潰して粉にする)の直接法過去三人称複数形。
・litla(リトラ)・・形容詞lítill(小さい)の女性単数対格強変化形。
・hríð(フリーズ)・・時間の切れ目を表す女性名詞。ここでは単数対格。"litla hríð"で「しばらく、少しの間(a little while)」。
・áðr(アーズル)・・「以前は、既に、すぐに」。副詞。
《hríð áðr(フリーザーズル)》
・niðr(ニズル)・・「下へ」。副詞。
・sukku(スック)・・「(それらは)沈んだ」。動詞søkkva(沈む)の直接法過去三人称複数形。
・skipin(スキピン)・・「船(複)は」。中性名詞skip(船)の複数主格。
『二人がしばらく碾いて、たちまち船々は沈没し、』
・er(エル)・・「~する時に」。接続詞。
・særinn(セーリン)・・「その海は(the sea)」。男性名詞sær(海)の後置定冠詞付き単数主格。
・fellr(フェッルル)・・「(それは)流れる」。動詞falla(落ちる、死ぬ、流れる)の直接法現在三人称単数形。
・í(イー)・・前置詞。ここでは対格と共に「~の中に」。
《fellr í (フェッルリー)》
・kvernaraugat(kvernar-augat)(クウェルナラウガッ)・・「その石臼の穴(を)」。中性名詞kvernarauga(石臼の穴)の後置定冠詞付き単数対格。女性名詞kvern(石臼)の単数属格kvernarと中性名詞auga(目)がくっついたやつ。
『海が石臼の穴に流れ込んだ時、』
・þá(サー)・・「その時に、その後すぐに、それから」。副詞。
・varð(ヴァルズ)・・「(それは)なった」。」動詞verða(~になる)の直接法過去三人称単数形。
・sær(セール)・・「海は」。男性名詞単数主格。
・saltr(サルトル)・・「塩辛い、しょっぱい、塩気を帯びた」。形容詞男性単数主格強変化形。
『それ以来、海は塩辛くなったのだ』
※枠内、01:25~の男声バックコーラス
・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。 『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 ・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。 『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 ・þær(セール)・・「彼女らは」。三人称複数女性主格の人称代名詞。 『二人がしばらく碾いて、たちまち船々は沈没し、』 ・er(エル)・・「~する時に」。接続詞。 『海が石臼の穴に流れ込んだ時、』 ・þá(サー)・・「その時に、その後すぐに、それから」。副詞。 『それ以来、海は塩辛くなったのだ』 |
01:57~
・vaki(ヴァキ)・・「(君が)目を覚ませ、起きていろ」。動詞vaka(目を覚ます、目を覚まし続ける)の命令法二人称単数形。
・þú(スー)・・「君が」。二人称単数主格の人称代名詞。
・ef(エヴ)・・「もし~なら」。接続詞。
・þú(スー)
・hlýða(フリューザ)・・「聞くこと、耳を傾けること、従うこと」。動詞の不定詞。目的語は与格。
・vill(ヴィッル)・・「(君が)望む」。動詞vilja(望む、欲する)の、ここでは直接法現在二人称単数形。"ef þú hlýða vill"で「もし君が耳を傾けたいなら/聞きたいなら」。
・söngum(sǫngum)(ソーングム)・・「歌(複)に」。男性名詞sǫngr(歌、音楽、詠唱)の複数与格。
・okkrum(オックルム)・・「私たち二人の」。一人称双数の所有代名詞男性複数与格形。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
《söngum okkrum ok(ソーングモックルモク)》
・söngum(ソーングム)・・「歌(複)に」。男性名詞söngr(歌、音楽、詠唱)の複数与格。
・fornum(フォルヌム)・・「古の」。形容詞forn(古い、古の)の男性複数与格形。
『起きよ。我ら二人の歌を、古の謡を聞きたくば』
02:02~
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sú(スー)・・「その」。指示代名詞。女性単数主格形。
・kvern(クウェルン)・・「石臼は」。女性名詞単数主格。
・hét(ヘート)・・「(それは)呼ばれた」。動詞heita(呼ばれる、名づけられる、呼び出す、約束する)の直接法過去三人称単数形。
《kvern hét(クウェルニェート)》
・Grótti(グローッティ)・・「グロッティ(は)」。女性固有名詞主格。
『その石臼はグロッティと呼ばれた』
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sungu(スング)・・「(それらは)歌った」。動詞syngja(歌う)の直接法過去三人称複数形。
・ok(オク)・・「そして」。接続詞。
・slungu(スルング)・・「(それらは)回した」。動詞slyngva(投げる、放り投げる、ねじる、捻る)の直接法過去三人称複数形。目的語は与格。
・snúðga-steini(スヌーズガ・ステイニ)・・「回る石を」。形容詞または副詞snúðigr(くるくる回す、回る、転がる、素早い)の短縮形snúðgaと男性名詞steinn(石、岩、貴石)の単数与格がくっついたやつ。
『二人は歌い、回る石を転がした』
02:23~
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
・sú(スー)・・「その」。指示代名詞。女性単数主格形。
・kvern(クウェルン)・・「石臼は」。女性名詞単数主格。
・hét(ヘート)・・「(それは)呼ばれた」。動詞heita(呼ばれる、名づけられる、呼び出す、約束する)の直接法過去三人称単数形。
《kvern hét(クウェルニェート)》
・Grótti(グローッティ)・・「グロッティ(は)」。女性固有名詞主格。
『その石臼はグロッティと呼ばれた』
Hoï hoï i ho-i
Hoï hoï i hoï-i-hi
Hoï hoï i ho-i
※枠内、02:23~の女声バックコーラス
・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。 ・Jötnar(Jǫtnar)(ヨートナル)・・「ヨトゥン(巨人)たちは」。男性名詞jǫtunn(ヨトゥン、霜の巨人)の複数主格。 《hélugbarði Jötnar(ヘールグ・バルズョトナル)》 ・Fenju(フェニュ)・・「フェニヤの/に(を)」。女性固有名詞Fenja(フェニヤ)の、ここでは属格?対格?人名。 ・ok(オク)・・「そして」。接続詞。 ・Menju(メニュ)・・「メニヤの/に(を)」。女性固有名詞Menja(メニヤ)の属格?対格?人名。 『霜が降りた船首(船上)に、巨人たち、フェニヤとメニヤ』 ・Mýsing(ミュースィング)・・「ミューシングは」。男性固有名詞Mýsingr(ミューシング)の対格、に見えるけど主格だなこれ。 『ミューシングは二人に塩を碾くよう命じた』 ・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。 『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』 ・hélugbarði(hélug-barði)(ヘールグ・バルズィ)・・「霜の降りた舳先(=船)に」 。形容詞hélugr(霜の降りた)と中性名詞barð(衝角、武装した船の舳先、帽子やヘルメットのつば)の単数与格barðiがくっついたもの。「船」を表すヘイティ。 『霜が降りた船首(船上)に、巨人たち、フェニヤとメニヤ』 ・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。 『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 ・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。 『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 ・hann(ハン)・・「彼は」。三人称単数主格の人称代名詞。 『彼は二人にもっと碾くよう命じた・・』 ・þær(セール)・・「彼女らに(を)」。三人称複数女性対格の人称代名詞。ここではbaðの目的語。 『二人に塩を碾くように・・』 ・þær(セール)・・「彼女らは」。三人称複数女性主格の人称代名詞。 『二人がしばらく碾いて、たちまち船々は沈没し、』 |
02:42~
・þá(サー)・・「その時に、その後すぐに、それから」。副詞。
・varð(ヴァルズ)・・「(それは)なった」。」動詞verða(~になる)の直接法過去三人称単数形。
・sær(セール)・・「海は」。男性名詞単数主格。
・saltr(サルトル)・・「塩辛い、しょっぱい、塩気を帯びた」。形容詞男性単数主格強変化形。
『それ以来、海は塩辛くなったのだ』
02:45~
・vaki(ヴァキ)・・「(君が)目を覚ませ、起きていろ」。動詞vaka(目を覚ます、目を覚まし続ける)の命令法二人称単数形。
・þú(スー)・・「君が」。二人称単数主格の人称代名詞。
・ef(エヴ)・・「もし~なら」。接続詞。
・þú(スー)
・hlýða(フリューザ)・・「聞くこと、耳を傾けること、従うこと」。動詞の不定詞。目的語は与格。
・vill(ヴィッル)・・「(君が)望む」。動詞vilja(望む、欲する)の、ここでは直接法現在二人称単数形。"ef þú hlýða vill"で「もし君が耳を傾けたいなら/聞きたいなら」。
『起きよ。お前が聞きたいと望むなら』
ローマ皇帝アウグストゥスが地上の平和を宣言した頃、今はデンマークと呼ばれるゴットランドを、フロージという王が治めていた。フロージ王は北方で最も強く豊かで、デンマーク語が話される土地ではどこでも、人々は「フロージの平和」を謳歌していた。
ある時、フロージはスヴィジオーズ(スウェーデン)のフィヨルニル王から二人の下女、フェニヤとメニヤを買った。二人は剛力無双の巨人である。この頃、デンマークでは二つの石臼が発見されていた。これは、それを碾く者が望めば何でもひき出すことのできる魔法の石臼である。しかし、到底誰も回せそうにないほど重く、巨大だった。
フロージは、グロッティと呼ばれたこの石臼を、フェニヤとメニヤに碾かせた。二人の巨人は、フロージのために黄金と平和と幸福をひき出した。
ところが、フロージはまともな休息も睡眠も与えず、二人を酷使し続けた。怒った二人は、Gróttasöngr(グロッティの歌)を歌いながら、フロージへ差し向ける軍勢を碾き出した。その夜、海王ミューシングがフロージを殺し、大いに略奪を働いて、「フロージの平和」を終わらせる。
さて、石臼グロッティとフェニヤ、メニヤをも手にしたミューシング。彼は、二人に塩をひき出すように求めた。真夜中まで働いた二人が「十分な塩を碾いたか」と尋ねたところ、ミューシングは更に碾くように求めた。猶、彼らがいるのは船上である。
フェニヤとメニヤは言われた通りに石臼を碾き続け、僅かの後に、船は塩の重みで沈没した。
海水は渦となってグロッティの穴に引き込まれ、この後、海の水は塩辛くなった。〔参4〕
以上が"Frá Fróða konungi ok kverninni Grótta(フロージ王と石臼グロッティについて)"の要約。
古エッダの"Gróttasöngr(グロッティの歌)"においては、フェニヤ、メニヤは未来を読む力を以って、フロールヴ・クラキによってフロージが滅び、何もかも失うのだと予言の歌を歌い、石臼を激しく碾いて打ち壊す。上記散文とは話の顛末が違えども、理不尽に扱き使われる巨人の娘たちの境遇は同じ。〔参3〕
以下は、この「Grótti」でも引用されているフェニヤまたはメニヤの語りである。
"Hendr skulu höndla harðar trjónur, vápn valdreyrug, vaki þú, Fróði,
vaki þú, Fróði, ef þú hlýða vill söngum okkrum ok sögnum fornum."
〔参1〕第18節より引用
「手には固い棒と血のしたたる武器をふるおう。起きよ、フロージ、起きよ、フロージ。わしらの歌と古き伝説をききたくば」
〔参3〕p214より引用
この歌は、スノッリの散文エッダ"Skáldskaparmál(詩語法)"52章 "Frá Fróða konungi
ok kverninni Grótta(フロージ王と石臼グロッティについて)"の物語を歌ったもの。魔法の石臼グロッティを回す下女たちの仕事歌。
歌詞は、概ねこの散文、及び古エッダの"Gróttasöngr(グロッティの歌)"から引用した詩文の一部をChristophe
Voisin-Boisvinetさんによってアレンジされ、耳に残る"Hoï hoï i ho-i"を加えられて、神話の厳かさと仕事歌らしい軽快さが共存したものに仕上がっている。癖になるよね、ほいほい・いほい~♪
このグループ名「SKÁLD」がさあ、もう、現代にスカルド詩を蘇らせようって気概でやってる感じじゃん。好きになるだろこんなの。
メインボーカルはPierrick Valenceさんの荒々しい男声とJustine Galmicheさんの温かみのある美しい女声の掛け合いなんだけど、面白いことに、フェニヤとメニヤが発しているであろう臼を回す掛け声"Hoï
hoï i ho-i"と、二人の内どちらかがミューシングに、あるいは聴衆に語りかけている"vaki þú ef þú hlýða
vill(起きよ。お前が聞きたいと望むなら)"のセリフを担当しているのは男声パートで、女声パートで語られるのは地の文。
フェニヤとメニヤは若い娘さんがたなんだけどなあ。二人が体が大きくて力強い巨人だからなのか、あるいは、フロージに散々扱き使われた後にミューシングにまで「塩挽いとけよ」と命令されて腸煮えくりかえった二人の心情を表現するには低い男声の方がマッチしたからなのかもしれない。"vaki
þú ef þú hlýða vill"なんてほとんどダミ声だもんな。この男声ボーカルPierrick Valenceさんは、ニッケルハルパやシトルの演奏もやってるぞ!多才!他にバックボーカルをAntoine
Cathalaさん、Matthieu Romarinさんが歌っている。
ちなみに、YouTube公式チャンネルには、ほぼ全部女声のIntimate Versionもある。こちらはまたハープとリラ・ヴィオールの演奏が目立ってて、繊細で少し悲愴なフェニヤとメニヤかもしれない。
参考・引用資料
1."HEIMSKRINGLA"内"Gróttasöngr" https://heimskringla.no/wiki/Gr%C3%B3ttas%C3%B6ngr
"Gróttasöngr(グロッティの歌)"原文。
2."HEIMSKRINGLA"内"Skáldskaparmál" http://www.heimskringla.no/wiki/Sk%C3%A1ldskaparm%C3%A1l
スノッリ・ストゥルルソンによる"Skáldskaparmál(詩語法)"原文。
3.『エッダ-北欧歌謡集』(新潮社 2005 第19刷)
谷口幸男さんによる「グロッティの歌」を含む「古エッダ」及び「スノリのエッダ ギュルヴィたぶらかし」の翻訳。初版は1973年。
4."The Younger Edda (tr. Anderson)/Skáldskaparmál" https://en.wikisource.org/wiki/The_Younger_Edda_(tr._Anderson)/Sk%C3%A1ldskaparm%C3%A1l?uselang=ja
ウィキソースにある、スノッリ・ストゥルルソンによる"Skáldskaparmál(詩語法)"の英訳。
5.『古アイスランド語入門』(大学書林 2006)
6."Cleasby & Vigfusson Old Norse dictionary" https://cleasby-vigfusson-dictionary.vercel.app/
古ノルド語及び古アイスランド語⇒英語辞書のオンライン版。初版は1874年。
7."A Concise Dictionary of Old Icelandic" https://old-icelandic.vercel.app/
古アイスランド語⇒英語辞書"A Concise Dictionary of Old Icelandic"のオンライン版。初版は1910年。
この文章書いてる人は、古ノルド語に関しても北欧神話に関してもあんまり詳しくありません。
このページはあくまで、SKÁLDさんの「Grótti」に滾ったアホが元ネタを絡めて書き殴ったメモ書きです。
著作権侵害の意図はありませんが、怒られたらすぐに消します。