祈りの果てのひとふりの トルコ語メモ
果てしなく手探りな辞書もどき
Raka収録の『晴れすぎた空の下で』の続編。
雨乞いの歌を紡ぐ歌姫の妹さんが水を求めて雨姫様に逢いに行くお話。
志方さんのトルコ語使用歌曲は「遥かなる旅路」以来二度目なり。
文法用語が前と変わってたりするのは仕様。直すのめんどくさい。
母音8つのトルコ語は、5母音のイタリア語に比べてカナ読みと実際の発音の隔たりが大きいかも。
そしてまったく聴き取れないぞどういうことだ。
トルコ語母音の発音 | |
a | 日本語の「ア」っぽい |
i | 日本語の「イ」っぽい 唇を横いっぱいに引っ張った「イ」 |
ı | 「イ」の口で「ウ」 唇を横いっぱいに引っ張った「ウ」 |
ü | 唇を尖らせた「ウ」の口で「イ」 |
u | 唇を尖らせた「ウ」 発声練習時の大袈裟な「ウ」 |
e | 日本語の「エ」っぽい |
ö | 口を丸めた「オ」の口で「エ」 |
o | 日本語の「オ」っぽい 口を丸めた「オ」 |
・çok(チョック)・・「とても、非常に」。副詞。 『とても切実なあの願いは届かないようだ』 ・insanların(インサンラルン)・・「人々の」。名詞insan(人間、人)の複数形insanlar+属格語尾ın(~の)。 『人々の気力は萎えて ぼろぼろのよう』 |
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・eski(エスキ)・・「古い」。形容詞。 『古い伝説はこう語る』 ・titreşen(チトレシェン)・・「震える、振動する」。形容詞。 『たゆたう朝霧に取り巻かれた』 ・zümrüt(ズュンリュト)・・「エメラルド」。名詞または形容詞。 『翠緑色の岩山の麓に』 ※以上枠内、主旋律『灼けついた太陽よ』~『導いて』までのバックコーラスPart.1。1:09~1:27ぐらいまで |
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・yağmuru(ヤームル)・・「雨を」。名詞yağmur(雨、降り注ぐもの)+対格語尾u。 『雨を司る とある姫がいるという』 ※以上枠内、バックコーラスPart.2。主旋律『「雨の棲む』の直後、バックコーラスPart.1のsarılmışの直後から高音で歌っている。 1:20~1:24ぐらいまで |
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・eski(エスキ)・・「古い」。形容詞。 『古い伝説にある地より更なる奥地へ』 ・kireç(キレチュ)・・「石灰」。名詞。 『石灰の渓谷を越えて行ったなら』
※以上枠内、コーラスPart.1。主旋律『導いて』の後から。vadileriniがあんまり聞き取れないけどたぶんgeçerekは二回言ってる。 |
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・mutlaka(ムトラカー)・・「絶対に、きっと」。副詞。 『必ず姫の元へと辿り着き』 ・mutlaka(ムトラカー)・・「絶対に、きっと」。副詞。 『必ず願いを叶えよう』
※以上枠内、コーラスPart.2。 |
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・baston(バストン)・・「杖、ステッキは」。名詞。格語尾なし主格。 『杖は大地の下を流れる水脈を指し示すだろう』 ・orada(オーラダ)・・「そこに」。場所を表す指示詞ora(そこ、あそこ)+位格語尾da(~に、~で)。 『その地に雨が降らなくとも』
・halkın(ハルクン)・・「人々の」。名詞halk(国民、民衆、人々、大衆)+属格語尾ın(~の)。 『人々の心と魂を癒すだろう』 ※以上枠内、主旋律『歓びの水脈は』~『苦にはならない』辺りのバックコーラス。聴き取れてたまるか。2:53~3:09ぐらい・・か? |
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この文章書いてる人はトルコ語に関してド素人もいいとこのド素人です。
母音調和?子音交換?なにそれおいしいの?色々間違ってるかと。
このページはあくまで『Turaida』CD買った人向け、参考にならない辞書もどきであって、
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