Oíche Chiúin アイルランド(・ゲール)語メモ
Enya 『And Winter Came...』より
Enyaさんの歌う、アイルランド語の『きよしこの夜』。
1998年のミニアルバム"The Christmas EP"やシングル"Only If"にも収録された"Oíche
Chiúin"と、
2008年のアルバム"And Winter Came..."(『雪と氷の旋律』)に収録された"Oíche Chiúin(Chorale)"、
2種類あるけど、歌詞はたぶんどっちも同じ。
"Oíche Chiúin"を歌っているアーティストは他にもいるんだけど、
人によってアレンジは勿論歌詞も違うから、色々聴き比べるのも面白い。
息遣いまで心地良い、お姉さん(Moya Brennanさん)Ver.のメモはこちら
※単語ごとにカナ読みを当てていますが、あくまで目安程度のものです。ぶっちゃけ、カナ読みなんぞ土台無理です。
辞書等を参考に発音記号っぽいものも書いてみましたが、これも目安程度のものです。分からないところも適当に書いていたりします。分からないところも適当に書いていたりします!
・oíche(イーヒャ/i:x'ə)・・「夜」。女性名詞単数形。
・chiúin(ヒューン/x'u:n)・・「静かな」。形容詞ciúin(キューン[k'u:n']/静かな、穏やかな)が軟音化。形容詞は女性名詞につく時、頭語を軟音化(hを挿入して軟らかい音に)する。
・oíche(イーヒャ/i:x'ə)
・mhic(ヴィク/w'ik)・・「息子の」。男性名詞mac(マク[mak]/息子、子孫、男の子)の単数属格mic(ミク[m'ik])が名詞の後に続いて軟音化。macは(マーク[ma:k])みたいにも発音する。
・Dé(ヂェー/d'e:)・・「神の」。男性名詞Dia(ヂァ[d'iə]/神)の単数属格。
『穏やかな夜 神の御子の夜』
・cách(カーハ/ka:x)・・「誰もが」。男性名詞単数形。
・'na(ナ/nə)・・「彼の~の中に」。前置詞i(イ[i]、ァ[ə]/~の中に)と所有形容詞a(ァ[ə]/彼の、彼女の、彼らの)の複合形ina(イナ[inə]、ェナ[ənə])の語頭母音脱落形。所有形容詞aが「彼の」を意味する場合、続く名詞を軟音化する。けど何故かここではしていない。
・suan(スァン/suən)・・「眠り、まどろみ」。男性名詞単数形。
・dís(ヂーシュ/d'i:s')・・「2人、ペア、カップル」。女性名詞単数形。
・araon(アリェーン/ar'e:n')・・「共に、一緒に」。副詞。(ェリーン[ər'i:n])みたいにも発音する。
『人は皆 伴侶と共にまどろみの中』
・dís(ヂーシュ/d'i:s')・・「2人、ペア、カップル」。女性名詞単数形。
・is(イス/ǝs)・・※コピュラの現在肯定形。関係節肯定形。ここでは形容詞の比較級を伴って最上級を作っている。
※名詞や代名詞を繋ぐ役割をする語のこと。「~だ、~である」。英語のbe動詞はコピュラ兼「ある、いる」を表す存在動詞だけど、ゲール語ではこれらは別。
・dílse(ヂールシャ/d'i:l's'ə)・・形容詞dílis(ヂールェシュ[d'i:l'əs']/独自の、固有の、適切な、合法的な、正しい、堅実な、忠実な、親愛なる)の比較級で「より正しい」。"is
dílse"で最上級。「最も正しい」。
・'faire(ファーリェ/f'a:r'ə)・・自・他動詞fair(ファール[f'a:r']/じっと見る、見張る、期待する、待ち受ける、差し迫る)の動名詞faire(女性名詞)の前に前置詞ag(エギ[eg'])が省略されてるっぽい。普通の進行表現の文だと主語Dísの前に存在動詞tá(トー[tɑ:]、タェー[tæ:])がつくんだけど、これも省略されている。"(Tá) ~ag faire(ェファーリェ)[ə f'a:r'ə]"で「~はじっと見ている」。
進行表現で動名詞の前につくagは曖昧母音[əg']の発音になって、しかもgは子音の前だと発音されない。’で済まされても仕方がない。
・le(ルェ/l'ə)・・「~と共に」。前置詞。
・spéis(スペーシュ/sp'e:s')・・「慈しみ、慈愛、関心」。女性名詞単数形。
『最も正しい夫婦が 慈しみを以て見つめている』
※マリアの夫ヨセフはよく「正しい人」と訳されてるから、ここは「正しい夫婦」にしてみた。
・naíon(ヌィーン/ni:n)・・「幼児」。男性名詞単数形。
・beag(バグ/b'ɑg)・・「小さい」。形容詞。方言によって(ベグ[b'eg])、(ビョグ[b'og])みたいにも発音する。
・leanbh(リャーヌ/l'a:nu)・・「子供、赤ちゃん」。男性名詞単数形。方言によって(リャノフ[l'anəf'])みたいにも発音する。
※"And Winter Came..."の歌詞カードではleanabh。スコットランド・ゲール語ならこれで(レニェヴ)と発音して同じ意味だけど、たぶん誤植。
・ceansa(キャンサ/k'ansə)・・「優しい、穏やかな、おとなしい、柔順な」。形容詞。
・'gus(ガス/gəs)・・「そして」。接続詞agus(アガス[ɑgəs]、アーガス[a:gəs]、ァガス[əgəs]、オガス [ogəs]、ガス[gəs])の語頭母音省略形。
※"And Winter Came..."の歌詞カードでは"ceansa 'gus"じゃなくて"ceananntais"なんだけど、どうしても↓に聞こえない。
・ceananntais(キャナンタシュ[k'anantəs'])・・「Gentle little darling」。男性名詞ceanán(キャナーン[k'ana:n]/小さな最愛の君)と形容詞tais(タシュ[tas']/湿った、柔らかな、滑らかな、穏やかな、優しい、弱い、甘い)の合体。
・caomh(キーヴ/ki:w')・・「愛しい、可愛い、優しい、温和な、快い、尖っていない」。形容詞。
『小さな幼子 おとなしく愛らしい子を』
・Críost(キリースト/k'r'i:st)・・「キリスト」。男性固有名詞。
・'na(ナ/nə)・・「彼の~の中に」。前置詞i(イ[i]、ァ[ə]/~の中に)と所有形容詞a(ァ[ə]/彼の、彼女の、彼らの)の複合形ina(イナ[inə]、ェナ[ənə])の語頭母音脱落形。所有形容詞aが「彼の」を意味する場合、続く名詞を軟音化する。
・chodhladh(ホル/xol)・・「眠り」。自・他動詞codail(コデル[kodǝl']、カディル[kadil']/眠る、睡眠をとる)の動名詞codhladh(コルァ[kolǝ]:男性名詞)が軟音化。
語尾の曖昧母音は発音してないっぽい。
・go(ゴァ/gə)・・形容詞の前について副詞句を作る接語(小辞)。
・sámh(サーヴ/sa:w')・・「平和な、穏やかな、安らかな、心地良い」。形容詞。
※"And Winter Came..."の歌詞カードではséimh(シェーヴ[s'e:w']/細い、薄い、優れた、滑らかな、穏やかな、おとなしい、落ち着いた)なんだけど、発音からして↑っぽい。
『安らかに眠るキリストを』
・Críost(キリースト/k'r'i:st)・・「キリスト」。男性固有名詞。
・'na(ナ/nə)・・「彼の~の中に」。前置詞i(イ[i]、ァ[ə]/~の中に)と所有形容詞a(ァ[ə]/彼の、彼女の、彼らの)の複合形ina(イナ[inə]、ェナ[ənə])の語頭母音脱落形。所有形容詞aが「彼の」を意味する場合、続く名詞を軟音化する。
・chodhladh(ホル/xol)・・「眠り」。自・他動詞codail(コデル[kodǝl']、カディル[kadil']/眠る、睡眠をとる)の動名詞codhladh(コルァ[kolǝ]:男性名詞)が軟音化。
・go(ゴァ/gə)・・形容詞の前について副詞句を作る接語(小辞)。
・sámh(サーヴ/sa:w')・・「平和な、穏やかな、安らかな、心地良い」。形容詞。
『安らかに眠るキリストを』
・oíche(イーヒャ/i:x'ə)・・「夜」。女性名詞単数形。
・chiúin(ヒューン/x'u:n)・・「静かな」。形容詞ciúin(キューン[k'u:n']/静かな、穏やかな)が軟音化。形容詞は女性名詞につく時、頭語を軟音化する。
・oíche(イーヒャ/i:x'ə)
・mhic(ヴィク/w'ik)・・「息子の」。男性名詞mac(マク[mak]/息子、子孫、男の子)の単数属格mic(ミク[m'ik])が名詞の後に続いて軟音化。macは(マーク[ma:k])みたいにも発音する。
・Dé(ヂェー/d'e:)・・「神の」。男性名詞Dia(ヂァ[d'iə]/神)の単数属格。
『穏やかな夜 神の御子の夜』
・aoirí(イーリ/i:r'i)・・「羊飼いたち」。男性名詞aoire(イーリェ[i:r'ə]/羊飼い、牧師)の複数形。
・ar(ァル/ər')・・前置詞。基本的な意味は「~の上に」。方言によって(エル[er'])みたいに発音する。続く名詞を軟音化したり、単数定冠詞がついてる場合は暗音化したり、変わらなかったり、結構規則が複雑。túsにつく時は暗音化する。
・dtús(ドゥース/du:s)・・男性名詞tús(トゥース[tu:s]/始まり、出発、原初)の暗音化。"ar dtús"で「最初に、at first」。
・chuala(フーァラ/xuələ)・・「聞いた」。(不規則)自・他動詞cluin(クリン[klin']/聞く)またはclois(クロッシュ[klos']/聞く)の過去形。
※方言によって二人称単数命令形(辞書形)が違う。Enyaさんの故郷アルスター・ドニゴール方言ではcluin、コナハト・コナマーラ方言を基本としている梨本さんの学習書ではclois。
・ 'n・・(ン/n)・・単数定冠詞an(ァン[ən])の語頭母音脱落形。語頭が子音の男性名詞につく場合、音を変化させない。
・scéal(シュキアル/s'k'ial)・・「物語、記述、記録」。男性名詞単数形。方言によって(シュキェール[s'k'e:l]みたいに発音する。
『羊飼いたちが 最初にそのお告げを聞いた』
※ルカによる福音書第2章、天使がベツレヘム近くで夜番をしていた羊飼いたちに、飼葉桶で眠るキリストの生誕を伝えた逸話から。ちょっとニュアンスが違うけどscéalを「お告げ」と訳してみた。
彼らが天使の言葉を人々に伝えたという記述に合わせて、「羊飼いたちが最初の語り手となった」ぐらいの意訳をしてもいいかもしれない。
・Allelúia(ハレルーヤ/hæləlu:jə)・・「ハレルヤ」。間投詞。ヘブライ語のהללויה{アレルーヤ/ヤハウェ(エホバ)を褒め称えよ}に由来する。
(アレルーヤ/æləlu:jə)?
英語のhallelujahっぽく発音してるように聞こえる。Choraleじゃない方は特に。
・aingeal(アィンゴル/aŋ'g'ɔl)・・「天使」。男性名詞単数形。方言によって(アンギョル[aŋ'g'əl])みたいに発音する。
・ag(ェ/ə)・・前置詞。本来(エギ[eg'])みたいな発音だけど、動名詞とセットで進行表現を作る時は母音が曖昧になって、子音が続く場合gも発音しない。
・glaoch(グリァハ/gl'ax)・・自・他動詞glaoigh(グリーィ[gli:ɣ']/叫ぶ、呼ぶ、召喚する)の動名詞(男性名詞)。方言によって(グリーハ[gli:x])みたいに発音する。ここも存在動詞tá(トー[tɑ:]、タェー[tæ:])が省略されている。"(Tá)~ ag glaoch"で「~が叫んでいる」。
『御使いが「ハレルヤ」を叫び』
・cantain(カンタン/kantən')・・「歌唱、詠唱」。女性名詞単数形。
・suairc(スァリキ/suər'k')・・「楽しい、快い、快活な」。形容詞。普通、女性名詞に続く形容詞は軟音化するけど、ここでは変わっていない。
・i (ェ/ə)・・「~の中に」。前置詞。続く名詞を暗音化する。方言によって(イ/i)と発音することもある。
《suairc i》(スァリキェ/suər'k'ə)
・ngar(ンガール/ŋa:r)・・男性名詞gar(ガール[ga:r]/近く、便利、親切な行為)の単数形が暗音化。
・is(ィス/ǝs)・・「そして、~と」。接続詞agus(アガス[ɑgəs]、アーガス[a:gəs]、ァガス[əgəs]、オガス [ogəs]、ガス[gəs])の略形。
・i (ェ/ə)・・「~の中に」。前置詞。続く名詞を暗音化する。方言によって(イ/i)と発音することもある。
《is i》(ィスェ/ǝsǝ)
・gcéin(ギェーン/g'e:n')・・女性名詞cian(キァン[k'iǝn]/期間、年、距離、遠く)の単数与格céin(キェーン[k'e:n'])が暗音化。"i ngar is i gcéin"で「near and far、至るところに、あちこちに」。
『あちこちからは陽気な唱和が』
・Críost(キリースト/k'r'i:st)・・「キリスト」。男性固有名詞。
・an(ァ/ə)・・単数定冠詞。語頭が子音の男性名詞につく場合、音を変化させない。子音に挟まれるとnが発音されない。
・slánaitheoir(スラーニホール/sla:niho:r')・・「購い主、救い主」。男性名詞単数形。自・他動詞slánaith(スラーニー[sla:ni:]/完全にする、救う、購う、癒す)に行為者接尾辞-óirをつけたもの。
・féin(フェーン/f'e:n')・・「~自身」。強調、再帰の形容詞、代名詞。(ヘーン[he:n'])とも発音する。
※"And Winter Came..."の歌詞カードではFein。誤植?
『まさしく救い主たる キリストと』
Christ, the Savior himself.
・Críost(キリースト/k'r'i:st)・・「キリスト」。男性固有名詞。
・an(ァ/ə)・・単数定冠詞。語頭が子音の男性名詞につく場合、音を変化させない。子音に挟まれるとnが発音されない。
・slánaitheoir(スラーニホール/sla:niho:r')・・「購い主、救い主」。男性名詞単数形。
・féin(フェーン/f'e:n')・・「~自身」。強調、再帰の形容詞、代名詞。(ヘーン[he:n'])とも発音する。
『まさしく救い主たる キリストと』
・oíche(イーヒャ/i:x'ə)・・「夜」。女性名詞単数形。
・chiúin(ヒューン/x'u:n)・・「静かな」。形容詞ciúin(キューン[k'u:n']/静かな、穏やかな)が軟音化。形容詞は女性名詞につく時、頭語を軟音化(hを挿入して軟らかい音に)する。
・oíche(イーヒャ/i:x'ə)
・mhic(ヴィク/w'ik)・・「息子の」。男性名詞mac(マク[mak]/息子、子孫、男の子)の単数属格mic(ミク[m'ik])が名詞の後に続いて軟音化。macは(マーク[ma:k])みたいにも発音する。
・Dé(ヂェー/d'e:)・・「神の」。男性名詞Dia(ヂァ[d'iə]/神)の単数属格。
『穏やかな夜 神の御子の夜』
・cách(カーハ/ka:x)・・「誰もが」。男性名詞単数形。
・'na(ナ/nə)・・「彼の~の中に」。前置詞i(イ[i]、ァ[ə]/~の中に)と所有形容詞a(ァ[ə]/彼の、彼女の、彼らの)の複合形ina(イナ[inə]、ェナ[ənə])の語頭母音脱落形。所有形容詞aが「彼の」を意味する場合、続く名詞を軟音化する。けど何故かここではしていない。
・suan(スァン/suən)・・「眠り、まどろみ」。男性名詞単数形。
・dís(ヂーシュ/d'i:s')・・「2人、ペア、カップル」。女性名詞単数形。
・araon(アリェーン/ar'e:n')・・「共に、一緒に」。副詞。(ェリーン[ər'i:n])みたいにも発音する。
『人は皆 伴侶と共にまどろみの中』
・dís(ヂーシュ/d'i:s')・・「2人、ペア、カップル」。女性名詞単数形。
・is(イス/ǝs)・・コピュラの現在肯定形。関係節肯定形。ここでは形容詞の比較級を伴って最上級を作っている。
・dílse(ヂールシャ/d'i:l's'ə)・・形容詞dílis(ヂールェシュ[d'i:l'əs']/独自の、固有の、適切な、合法的な、正しい、堅実な、忠実な、親愛なる)の比較級で「より正しい」。"is
dílse"で最上級。「最も正しい」。
・'faire(ファーリェ/f'a:r'ə)・・自・他動詞fair(ファール[f'a:r']/じっと見る、見張る、期待する、待ち受ける、差し迫る)の動名詞faire(女性名詞)の前に前置詞ag(エギ[eg'])が省略されてるっぽい。普通の進行表現の文だと主語Dísの前に存在動詞tá(トー[tɑ:]、タェー[tæ:])がつくんだけど、これも省略されている。"(Tá) ~ag faire(ェファーリェ)[ə f'a:r'ə]"で「~はじっと見ている」。
・le(ルェ/l'ə)・・「~と共に」。前置詞。
・spéis(スペーシュ/sp'e:s')・・「慈しみ、慈愛、関心」。女性名詞単数形。
『最も正しい夫婦が 慈しみを以て見つめている』
・naíon(ヌィーン/ni:n)・・「幼児」。男性名詞単数形。
・beag(バグ/b'ɑg)・・「小さい」。形容詞。方言によって(ベグ[b'eg])、(ビョグ[b'og])みたいにも発音する。
・leanbh(リャーヌ/l'a:nu)・・「子供、赤ちゃん」。男性名詞単数形。方言によって(リャノフ[l'anəf'])みたいにも発音する。
・ceansa(キャンサ/k'ansə)・・「優しい、穏やかな、おとなしい、柔順な」。形容詞。
・'gus(ガス/gəs)・・「そして」。接続詞agus(アガス[ɑgəs]、アーガス[a:gəs]、ァガス[əgəs]、オガス [ogəs]、ガス[gəs])の語頭母音省略形。
・caomh(キーヴ/ki:w')・・「愛しい、可愛い、優しい、温和な、快い、尖っていない」。形容詞。
『小さな幼子 おとなしく愛らしい子を』
・Críost(キリースト/k'r'i:st)・・「キリスト」。男性固有名詞。
・'na(ナ/nə)・・「彼の~の中に」。前置詞i(イ[i]、ァ[ə]/~の中に)と所有形容詞a(ァ[ə]/彼の、彼女の、彼らの)の複合形ina(イナ[inə]、ェナ[ənə])の語頭母音脱落形。所有形容詞aが「彼の」を意味する場合、続く名詞を軟音化する。
・chodhladh(ホル/xol)・・「眠り」。自・他動詞codail(コデル[kodǝl']、カディル[kadil']/眠る、睡眠をとる)の動名詞codhladh(コルァ[kolǝ]:男性名詞)が軟音化。
・go(ゴァ/gə)・・形容詞の前について副詞句を作る接語(小辞)。
・sámh(サーヴ/sa:w')・・「平和な、穏やかな、安らかな、心地良い」。形容詞。
『安らかに眠るキリストを』
・Críost(キリースト/k'r'i:st)・・「キリスト」。男性固有名詞。
・'na(ナ/nə)・・「彼の~の中に」。前置詞i(イ[i]、ァ[ə]/~の中に)と所有形容詞a(ァ[ə]/彼の、彼女の、彼らの)の複合形ina(イナ[inə]、ェナ[ənə])の語頭母音脱落形。所有形容詞aが「彼の」を意味する場合、続く名詞を軟音化する。
・chodhladh(ホル/xol)・・「眠り」。自・他動詞codail(コデル[kodǝl']、カディル[kadil']/眠る、睡眠をとる)の動名詞codhladh(コルァ[kolǝ]:男性名詞)が軟音化。
・go(ゴァ/gə)・・形容詞の前について副詞句を作る接語(小辞)。
・sámh(サーヴ/sa:w')・・「平和な、穏やかな、安らかな、心地良い」。形容詞。
『安らかに眠るキリストを』
ちなみに私は"The Christmas EP"も"Only If"も持っとりません。"Sounds
Of The Season"という、2006年にアメリカのテレビ局NBCが何かのイベントで国内向けに出したミニアルバムなら所持してます。トラックリストは"Adeste
Fideles"、"The Magic of The Night"、"We Wish You a Merry
Christmas"、"Amid the Falling Snow"、そんで"Oíche Chiúin"。
そう、Enyaをこよなく愛する諸兄諸姉にはお察し頂けたかと存じますが、『アマランタイン』を買った後で『アマランタイン~プレミアム・ウィンター・エディション~』なんぞというもんを出されてブチ切れたアホが、ディスク2部分だけ欲しくて輸入しました。ただし歌詞カードはない。これだから欧米のレコードは
"And Winter Came..."の日本盤『雪と氷の旋律』の歌詞カードには、ちゃんとOíche Chiúinの歌詞が書いてありますが、若干正確性が不安な上に「対訳は割愛させていただきます」なのは、もはや仕様。
日本でもこれだけ人気のあるEnyaさんのアルバムなのに、アイルランド語→日本語のできる翻訳家は簡単に雇えないんだろうか。
My new history
↑背景素材をお借りしています
ネイティブの歌うアイルランド・ゲール語(ドニゴール方言)に、
ボロ耳ド素人の日本人が発音記号やらカタカナ読みやらを当てたらこうなった。
ドニゴール、グウィードア方言ってどこで習えますかね?
このページはあくまで"And Winter Came..."その他この曲買った人向け、
参考にならない辞書もどきであって、
著作権侵害の意図はありません。が、怒られたら消します。